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エアコン事故、出火や発煙など30件発生 劣化が原因か
独立行政法人の製品評価技術基盤機構(NITE)は9日、エアコン本体や室外機から発煙、出火するトラブルが4月以降、全国で30件発生していることを明らかにした。機器の経年劣化が主な原因とみられ、使用時の注意を呼び掛けている。けが人はないという。
NITEによると、30件のうち火災など重大事故になったケースは20件。このうち11件が10年以上経過した製品によるものだった。
また石川県では5月に室外機から出火、周辺が焼けたほか、静岡県でも7月、室外機から発煙、火災が発生した。
NITEは、エアコンの長期間の使用でモーターが回転しにくくなり回路に過剰な負荷がかかるなどして発熱する恐れがあると指摘。電源コードなどが異常に熱かったり、ブレーカーが頻繁に落ちる場合は販売店やメーカーに相談してほしいとしている。