東京中日スポーツ 55周年企画
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【格闘技】棚橋弘至が初白星 マサに続いた!2010年8月8日 紙面から
◆新日本プロレス G1クライマックス<第2戦>▽6日▽大阪府立体育会館▽観衆4500人 マサさんに続くぞ! 棚橋弘至(33)がストロングマン(メキシコ)をハイフライフロー(ダイビング・ボディープレス)であっさり料理し、今大会初白星。大のドラ党である棚橋は、プロ野球のデーゲームで親交がある中日・山本昌が今季初登板で初勝利を挙げたことを知り大喜び。8日の愛知県体育館大会で、3月のニュージャパン・カップで不覚をとった因縁の相手・内藤哲也(28)と対戦するが、「マサさんも頑張ったし、次はオレが内藤を倒して、名古屋を盛り上げる!」と言い切った。 棚橋に笑顔が戻った。まさかの黒星発進から一夜明け、ストロングマンを7分足らずで一蹴(いっしゅう)した。 「スゲー筋肉のストロングマンもオレにかかればこんなもんさ」 心はすでに8日の内藤戦だ。忘れもしない3月20日、愛知県体育館。左ひざを負傷していたとはいえ、新鋭・内藤に3カウントを奪われた。あれから約5カ月。名古屋の借りは名古屋で返す−。しかもG1という大舞台で倍返しするつもりだ。 「場所も同じだし、内藤戦は特別な試合。アイツは開幕戦も(真壁に)勝って、勢いに乗っている。確かにいい選手だけど、オレは100年に一人の逸材。名古屋のファンにその差をしっかり見せつける!」 そんな棚橋に“吉報”が届いた。親交があり、尊敬する中日・山本昌が今季初登板で初勝利を挙げた。「すごくうれしい! 名古屋はマサさんで盛り上がっているはず。あした(8日)はオレが内藤をぶちのめして、盛り上げる!」。因縁の内藤戦。ド派手に勝って名古屋の夜を熱くする。 (森合正範)
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