宮崎の動物園 3か月ぶり再開
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宮崎の動物園 3か月ぶり再開

8月8日 12時20分

口てい疫の感染拡大を防ぐため、休園を続けていた宮崎市の動物園が、8日、およそ3か月ぶりに営業を再開しました。

宮崎市が運営する宮崎市フェニックス自然動物園は、ラクダやキリンなど14種類、およそ140頭の動物が口てい疫に感染するおそれがあるため、感染の拡大を防ぐとして、5月から休園していました。しかし、先月、宮崎県が非常事態宣言を解除したことから、動物園の入り口や動物のおりの近くに消毒マットを設置するなどの準備を進め、8日、およそ3か月ぶりに営業を再開しました。動物園では、口てい疫に感染するおそれのある動物に来園者が直接、触れないよう、キリンなどのおりに新たなさくを設けたり、ヤギが園内を歩くイベントを中止したりしています。それでも、動物園には、夏休み中の家族連れなどが多く訪れていました。埼玉県から宮崎市の実家に帰省中、家族で動物園を訪れた男性は「子どもも楽しみにしていたので来ました」と話していました。動物園の出口智久園長は「ようやく再開できました。まだ、動物と触れ合える機会は制限されていますが、来園者には楽しんでもらいたい」と話していました。