記録的な猛暑が続いている、ことしの夏。熱中症などの暑さ対策に気をとられがちですが、実は冷房や冷たい食べものなので、私たちの体って意外に冷えているんです。そこで、今日の番組冒頭「チョット気になる!」は「夏の冷え・スグできる対策」をご紹介しました。
<夏冷えチェック>
・二の腕の後ろや太もも、お尻がひんやり
・顔は暑くて汗をかくのに、足先やお尻は冷たい
・冷風に当たると、体が痛い。動かしづらい。
・夏でも温かいものを欲しがる。
→これらの項目がひとつでも当てはまれば「夏冷え」です。ご注意を!!
万病のもととも言われる「冷え」。
その研究の第一人者・東京女子医科大学の川嶋朗先生によると「気づかないうちに冷えて、内臓まで冷え切ってしまうのが夏の冷え。冷えは万病のもと。最悪の場合、不妊やうつ、癌を引き起こしてしまう」
<ドライヤーお灸>
川嶋先生によると、冷えにきくツボをドライヤーで暖めると、お灸と同じ効果が得られるという、その名も「ドライヤーお灸」。中でも女性の冷えに効くツボは、くるぶしから指三本分のところにある骨の後ろ側「三陰交」と呼ばれる。ここを押すと少しへこんで、鈍痛を感じる場所。このツボにドライヤーを当てて、熱いと思ったら離す。これを4回繰り返すと、お灸を4回行ったのと同じ効果が得られるという。
<ペットボトル湯たんぽ>
ペットボトルに40度程度のお湯を入れるだけ。これを二の腕や太ももなど、冷えている場所に当てる。冷え性に悩む30代から40代の女性3人に、どれだけ効果があるかを調べたところ、個人差はあるものの、3人とも体温が上昇。