So-net無料ブログ作成
検索選択

どうしても理解出来ない理屈

2010年8月8日:パート5

 午後9時10分。 東京の部屋でパソコンを起動させた。 谷川秀善・参院幹事長とは同期当選。 個性的で、ユーモアに溢れた人物。 けっして嫌いではない。 以前のブログで、批判めいたことを書いてしまったのは、申し訳なかったと思っている。 ごめんなさい! 

 言い訳をするつもりはないが、チクリとやらせてもらった理由はある。  谷川氏がマスコミのぶら下がりインタビューで、何度も「中曽根弘文氏の考えは聞いたことがない!」と繰り返した。 これは、いささか無礼なコメントだ。 これだけ聞いたら、中曽根氏を知らない議員は、「参院のために何もやって来なかったんだ、な!」と誤解するかもしれない。 念のために言っておくが、中曽根氏は、過去に国会対策委員会でも、議員運営委員会でも汗をかいている。 参院自民党の政策審議会長も真面目に務めている。

 加えて言うと、谷川秀善氏の幹事長としての発言や手腕には、(評価する人もいるかもしれないが)若手中堅の間に厳しい見方がある。 その事実だけは言っておかないと、アンフェアだと思った。 中曽根氏が、谷川氏に関してネガティブなことを一切、口にしていないからだ。 これからも、絶対に言わないだろう。

 本当に申し訳ないが、次の事実も(ギリギリで)書かせてもらう。 山本一太の行動原理を、正確に理解してもらわなければならないからだ。 先週、谷川秀善氏が、自分と親しいある参院議員の事務所に現れた。 立候補を表明した経緯や心情を、率直に話してくれたとのこと。 かなり正確なやり取りの模様を聞いた。 細かい会話の内容は書かないが、要約すると、次のようなことだったらしい。

 「議員会長選挙なんて、本当は出たくない。が、私が出ないと事態が収拾出来ない。00さんと00さん(参院自民党に影響力のある2人の長老)にどうしてもと頼まれて、やっている。長くやりたいとは思っていない。1年で辞めるつもりだ!」 

 谷川氏には「自分が出れば混乱が収束する」みたいな気持ちがあるのだと思う。 が、「オープンな選挙で議員会長を選ぶこと」は混乱ではない。 むしろ、過去に一度も選挙がなかったことが異常なのだ。

 このエピソードを耳にして、(本当に申し訳ないが)こう思わずにはいられなかった。 「派閥の事情(?)で立候補した76歳の政治家を、なぜ、新しい参院自民党の議員会長に選ばねばならないのか?しかも、次の選挙の前に辞めることを前提に?!この理屈は全く理解出来ない!」と。 だいいち、本人が言っているかどうかは別にして、「次の選挙の前に退任することを前提に(?)支持する」なんて、谷川幹事長に失礼だ。

 あ、お湯が沸いた。 熱い紅茶が必要だ。


直滑降レポートを応援していただける方は、blogランキングへ

山本一太オリジナル曲「素顔のエンジェル」無料配信中! 
nice!(1)  トラックバック(0) 

nice! 1

トラックバック 0

この記事のトラックバックURL:
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。