仙台市泉区の私立高校教諭松本秀夫さん(56)が4月末に殺害された事件で、宮城県警は8日、同区南光台東1丁目、不動産会社役員松山哲士容疑者(38)、同区高森7丁目、すし店経営梅原啓容疑者(27)を殺人の疑いで逮捕し、発表した。県警は、調べに対して両容疑者とも容疑を認めている、と説明。松本さんと2人の間に何らかのトラブルがあったとみて調べている。
県警泉署捜査本部によると、2人は4月30日午後6時半ごろから午後10時ごろまでの間に、同区桂3丁目の松本さん方敷地内で、鈍器のようなもので松本さんの頭や顔を多数回にわたって殴りつけて殺害した疑いが持たれている。
捜査本部によると、2人は松本さんと以前から知り合いだったという。2人は事件前から松本さん方を訪れていたといい、松本さんの家族とも面識があったという。