(cache) 双子死傷させた母親に猶予判決 岡山地裁「今回は特別」 - 47NEWS(よんななニュース)
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  • 双子死傷させた母親に猶予判決 岡山地裁「今回は特別」

     生後1カ月の長男を殴って死なせ、双子の次男にも重傷を負わせたとして傷害致死罪などに問われた岡山県津山市の無職小林真実被告(29)の裁判員裁判で、岡山地裁は16日、懲役3年、保護観察付き執行猶予5年(求刑懲役5年)を言い渡した。

     高山光明裁判長は判決言い渡し後、「今後自分自身変わっていくと法廷で明言し、周囲の人も支えると言っているので、今回は特別に執行猶予とした」と述べた。判決後の記者会見で女性裁判員は「育児の経験がないので自分が裁いていいか不安だったが、自分の意見をしっかり言えて納得できた」と話した。

     判決によると、小林被告は昨年8月、生後1カ月の双子が泣きやまないことに腹を立て、自宅で頭を数回たたいて長男を死なせ、次男に重傷を負わせた。

     岡山地検の岩崎吉明次席検事は「被告の更生に配慮した判決で、納得できる」とコメントした。

      【共同通信】