タイガース−エンゼルス(7日・デトロイト)エンゼルスの松井秀喜外野手は「4番・指名打者」で出場して2打数無安打だった。内容は四球、一ゴロ併殺打、四球、一ゴロ併殺打、四球で打率2割4分4厘。チームは10−1で勝った。
松井秀が5月30日以来の4番に入った。ハンターが出場停止処分を受け、ソーシア監督から経験と存在感を期待されたが、2併殺打に3四球とぱっとしなかった。
併殺打はともに一ゴロ。三回は甘いコースから沈んだ球を力んで引っかけ、六回は「いい感じでとらえた」打球を難なくさばかれた。打撃の内容は悪くないというものの「当たりが良くてもアウトだったら何もならない。だれだって結果がいい方がいい」と本音も漏れた。(共同)
松井秀の話
「結果はいまいちでしたけど、内容的にはそんなに悪くないのでは。ボールもちゃんと見えていた。(六回の一ゴロ併殺打は)いい感じでとらえたと思う。打線がつながれば、これだけ点が入る。(3連敗後に2連勝し)どんなときでも一戦一戦ですよ。」