療育手帳申請、18歳以上
テーマ:ブログ posted by sh-chia今日の午後、市の福祉窓口へ、20歳男性の療育手帳申請に付き添ってきます。
以前、このブログにも書いてますが、療育手帳は18歳未満が対象のように誤解されがちですが、それ以降でも対象であれば、申請・交付されます。
神奈川県の場合、療育センター長から交付されるのですが、それに変わりはないのですが、市町村窓口からその先の経緯が変わります。
18歳未満は、児童相談所、療育センター、判定会議があって、交付あるいは却下となります。
18歳以降は、更正相談所、療育センター、判定会議、その際には、就労に対する技能もチェックも受ける必要がありますが、そして、結果が出ます。
但し、いずれも、市町村窓口で申請の受理がされないことがあります。
市町村窓口の担当の判断で、申請の対象と認められないと、いくら希望してもその時点でアウト!
勿論、申請の対象というのは、ある程度は決まっているので、明らかに対象外である場合は、どんなに強引にやっても無理ですが。
さて、ここで改めて書き添えたいことがあります。
今日の午前中、午後の事を考えて、再度、確認のために、県の福祉課と療育センター内更正相談所福祉課へ電話連絡をして、各担当に神奈川県の手帳交付対象について話を伺う。
IQは神奈川県はそれほど厳しくはなく、対象になる人は、明らかに知的障害である場合、知的障害がない場合は、自閉症・自閉的傾向、アスペルガー症候群という診断名があれば交付する。
ここにアスペルガー症候群が入るようになった経過を考えると、なんともいえぬ思いがある。
アスペを障害にするのか、という批判や意見も今もあると思う。
それを神奈川県、療育センターと話し合いをした事を振り返ると、私としてはあの時の息子、今の息子にはそういう道を一つ作れたことは良かったと思う。
アスペでも必要と思う人があれば、療育手帳も生きる上で、人によっては意味があると思うから。
対象になる人でも手帳を取るか否かは、本当にそれぞれでいいと思う。
ただ、いつも言うように、必要だと思う人が手帳や手当ても受けられる事を今後も望みたい。
本日午後については、3時の面会なため、報告は後日かもしれませんが、目標は、市町村窓口で門前払いをされないことです。
というのは、この方は、5年前に市町村窓口で門前払いという履歴があります。
今回は、私の方で、県と療育センターに話しを既にしてあるので、何とか判定の対象として受理されるように事前準備を進めていたのですが・・・うまくいくように頑張ります。