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最終更新:2010年8月8日(日) 4時17分

アフガンでNGOメンバーら10人射殺

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 アフガニスタン北東部で、医療活動にあたっていたキリスト教系NGO団体のアメリカ人メンバーら10人が射殺されているのがみつかり、反政府武装組織タリバンが犯行を認めました。

 キリスト教系NGO団体「インターナショナル・アシスタンス・ミッション」によりますと、殺害されたのはアメリカ人6人、ドイツ人1人、イギリス人1人、それにアフガニスタン人通訳2人の合わせて10人でうち3人は女性でした。

 一行は2週間にわたる僻地医療活動を終え、首都カブールに戻る途中、6日北東部バダクシャン州で遺体で見つかっていました。団体によりますと、一行のリーダーとは4日以降連絡が取れなくなり、唯一生き残ったアフガニスタン人スタッフが6日、事件を報告してきました。

 AP通信によりますと、この事件で反政府武装組織タリバンのスポークスマンが7日に犯行を認め、理由については一行が「スパイ活動を行っていた」「キリスト教を布教していた」と述べたということです。(08日00:00)

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