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損賠訴訟:ビタミンK欠乏症で乳児死亡 助産師側が請求棄却求め答弁書 /山口

 助産師がビタミンKを与えなかったのが原因で生後2カ月の長女が出血症で死亡したとして、山口市の母親(33)が同市の助産師に約5640万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が4日、山口地裁であった。助産師側は請求棄却を求め答弁書を提出した。

 訴状によると、母親は09年8月女児を出産。生後1カ月ごろ発熱や嘔吐(おうと)などを起こし急性硬膜下血腫(けっしゅ)が見つかった。入院先の病院はビタミンK欠乏性出血症と診断、呼吸不全による心機能停止のため、10月に亡くなった。

 厚生労働省の研究班は新生児の血液を固まりやすくするためビタミンKの投与を促している。

〔下関版〕

毎日新聞 2010年8月5日 地方版

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