一、護国者として〜「普通の国」成就のために〜

我が祖国・日本を「普通の国」にするために、出来る事をする。その一環として書いています

「右翼」の正体

2010年08月05日 | イベント、活動、勉強会など

エントリーが遅くなってしまいましが、去る3日に「激突!右翼vsウヨク」なる
イベントに行ってきました。これは、日護会代表・黒田大輔初となる著書
「きもカルト撃退記」(日新報道社)出版記念&先行販売イベントを兼ねた
もので、場所も公会堂などではなく地下にある…何といいましょうか、トーク
ライブハウスに近い感じの場所でした。右翼という事は当然ながらそのテの
人間も来るというわけで、いろいろな意味で嫌な予感が漂っていましたが、
勉強の意味もあって敢えて行ってきました。

そうしたら案の定「おい、桜井!  今日は見にきてやったぞ!」という大声。
それも、声援っぽい口調でないのはもちろん、ヤジっぽいそれでもありません。
筆者が感じたのは威圧、恫喝、その類の声でした。後から判ったのですが、
その声の主はmixiなどで反在特会を掲げている長島ケンジ(漢字表記は
不明)なる人物でした。

このイベントは3部構成で、1部はウヨク側、即ち日護会・黒田代表と
在特会・桜井会長によるトーク、2部は右翼側、即ち大悲会・志村馨会長
代行と針谷大輔・統一戦線義勇軍議長によるトーク、そして3部が上記
4名によるディスカッションという内容でした。それを、筆者はイベント開催
前から承知していました。しかし、黒田代表が話している最中に様々な
野次が飛ぶようになり、また、それに黒田&桜井氏が応戦。特に野次った
中にあの室岡徹郎がいた事が呼び水になり桜井会長がヒートアップ。
更に、司会者(藤倉善郎。元オーマイニュース記者…らしい)がグダグダで
1部の質疑応答において右翼側にのみ発言を許すという大失態を演じます。
そのメンツたるや錚々たるもの(?)で、前述の長島、ヤエオッティ、そして
ニセ右翼のドン・鈴木邦男の3名。特にヤエオッティが主権回復を目指す
会が主催したザ・コーヴに対する一連の抗議活動に触れてから秩序が
一気に崩壊。許可もなく鈴木が壇上に立つ(というか座る)など、とても
見るに堪えない状況となってしまいました。この様子は こちら にアップされて
いますので、是非ご覧下さい。

ちなみに、右翼側がいう「このイベントが黒田代表の出版記念講演だなどと
聞いていない」という論理ですが、少なくとも筆者は知っていました。従って
彼らの論理はハナっから破綻しています。官報や法律と同じで、告知を
してはいるのですから、それを知らなかった方が悪いのです。

そして2部は一転して粛々と行われました。我々側は元々暴れるつもりは
ありませんし、右翼側は自分たちの欲を満たされたわけですが、正直いって
ここで改めて書く必要もない程度の内容でしたが、一応レポを目的として
高い金を払ってきたわけですから、少しだけ書いておきます。
針谷氏は、元々戦記物が大好きだった一方で自虐史観的教育を受け、
いろいろと疑問を持ったそうです。更に三島由紀夫の自殺があり、後に
鈴木邦男に師事して現在に至る、という事でした。
志村氏は、野村秋介に師事、親衛隊として、そして現在は後継者として
活動しているようです。ちなみに彼は暴力団を破門になっています。
暴力団を破門って、どんだけ〜(苦笑)。

また、針谷が言うには「ウヨクにはケンカが出来る人材がいない。我々とは
魂の有無に差がある。ネットで言論封殺をすべきではない」とした一方で
在特会には一定の評価をしており「在特会は、在日特権問題を超えて日本の
問題に立ち向かう市民団体に成長して欲しい」と述べました。
筆者が針谷を許せなく思ったのは2点。1点目は在日特権に関して「日本は
SF講和条約において朝鮮人から日本国籍を剥奪してしまった負い目がある。
その弱者救済としてのものだ」とした事。もう1点は、右翼を自称しながら
その実は単なる暴力団である事です。「こちら」で紹介した動画をご覧に
なれば分かりますが、暴言1つ(桜井会長が野次る長島を「ゴキブリ」と
呼んだ事)で裁判沙汰に出来ると煽ったり、無断で壇上に上がった鈴木に
抗議した村田春樹さんに向かって「先輩に対してどういう口の利き方だ!」
と村田先輩に向かって恫喝するなど、そのやり口はまさに暴力団のそれ。
村田さんの言ではありませんが、針谷は右翼ではありません。
そして、鈴木邦男の逃げっぷりを筆者は初めて目撃する事になりました。
ちょっと答えられない事案が出てくると、すぐに針谷に回答を頼る。こんな
ゲスが右翼とは片腹痛し。本当の右翼であるならば、志村がいうところの
肉体言語を使ってでも相手に理解させるべきではないのでしょうか(笑)。

こうしたグダグダのお陰で第3部のパネルディスカッションは殆ど行われない
に等しい状態になってしまいました。

ただ、こんな下らないイベントでも、1つだけ勉強させられた事がありました。
者は今まで右翼を暴力団系の集団だと思っていましたが、それは間違い
でした。彼らは暴力団系ではなく暴走族系です。では、暴力団と暴走族
では何が違うのか。人によって解釈は様々でしょうが、暴力団という組織は
基本的に利益を求める団体です。そのためには非合法な手段も採るし、
他人に諂う事も躊躇いません。いわゆるヒモ、ジゴロの類がその典型です。
一方、暴走族は自己顕示が最大の目的です。従って他人に諂ったり頭を
下げたりする事は法度に近いものがあります。弱者から金銭を脅し取ったり
する事はあるでしょうが、基本的に金銭的利益が第一義ではありません。
あの場にいた連中は、まさに暴走族的行動原理に即したものでした。

我々の側には「目的が合致しているなら、メンバーに朝鮮人やヤクザが
いても構わない」という人もいます。もちろん、人間の誰しもが聖人君子という
わけではありません。実際、筆者も叩けばソコソコの埃が出てきます。しかし、
暴力団や暴走族(以下「反社会的団体」と呼称)の構成員の本性がコレで
ある以上、それと判った時点で一定以上の警戒心を抱くのは当然では
ないかと思うのです。

閑話休題。かな〜り高い授業料となりましたが、いわゆる右翼の正体が、
これでかなり判明しました。敢えて断定しますが、彼ら、否、奴らは我々
一般国民のだという事です。

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2 コメント

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Unknown (相良 宗介@日護会)
2010-08-07 06:51:44
野次と罵声でしか自己顕示をできない長島ケンジ(こいつが横拳?)と室岡徹郎。

勝手に壇上に上がり「売名行為はやめろ」と一喝されてスゴスゴ退場した鈴木邦男。

生放送のカメラが回ってるところと、そうじゃない所とで態度が180度ちがう針谷大輔。


まちがいなく、こいつらは日本人の敵ですね。
ちなみに、まーだ統一戦線義勇軍の中に「黒田に頭下げさせろ」と、無茶をいう阿呆がいます。(針谷ではありませんけど)
どうなる事やら・・・はぁ(ため息


*動画を見る限りでは…私が現場にいたら、平静を保てたかどうか自信ありませんね。現場にいなかった(行けなかった)のは、正解だったかも??
Unknown (千葉県民)
2010-08-08 00:12:30
武勇伝!武勇伝!
針谷さん・・・ところでアナタは今現在何の活動されてて、その結果&成果を教えてくれ。
反米、愛国、国軍創設なら、それに向けた運動してるの?
まったく見えませんが・・・

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