ガーディアンヒーローズ
発売日1996年1月26日 販売会社 セガ (C) SEGA ENTERPRISES, LTD. 1996
概要
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全体概要 |
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トレジャー初の次世代機のソフトで3ラインバトルで闘う格闘ゲーム風のゲームで6人対戦がメインのゲームです。当時は3Dがメインだったにもかかわらず、3Dでは動きが制限されて面白くない、今こそ2Dといわんばかりに出したばかりにトレジャーのゲームでは一番の売り上げを誇るソフトになりました。ちなみにこのゲーム、続編もそうなんですが、無敵時間なんてものはありません。はめられまくったら、はい、それまでです。 |
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全体感想 |
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白状しますと、トレジャーのソフトのなかで1位、2位を争うほどあまりプレイしていません。理由は私の苦手とするタイプのゲームだからです。だから、このゲームのたのしむ素質がないため、感想を書くことは出来ません。キャラは好きなんですけど。こういうゲームを楽しめる素質のある方、そして、対戦プレイでいい思い出の持ち主の方々がうらやましいです。個人的にずっと疑問に思っていたことがあるのですが、これ6人対戦が売りなんですが、普通、セガサターンパットを6つも集めるなんて至難のわざだと思うのですが、ネットや雑誌を見ると当たり前のようにみな出来ている感じです。これがふつうなのでしょうか?一人で買おうと思ってもすごい実費だと思うのですが。もしかしてみんな金に余裕のある大学生以上の人ばっかりなのだろうか・・・あと、チームリーダーのはんさんが手がける作品って全部すごい裏技が・・・ |
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全曲感想 |
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このゲームの曲は「ガンスターヒーローズ」のNONさんと「ダイナマイトヘッディー」のNazo2鈴木さんの共同によるものなのですが、(メインはNazo2鈴木さん)、どの曲がこの人が作曲したか一発で丸わかりです。両方とも西洋ファンタジーのイメージを意識しつつも、お互いの曲の作り方が異なりますので、聞き比べると面白いです。 |
サウンド関連
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作曲者・編曲者 その他音楽関係者 |
SE調整 |
ポーズをかけたまま音楽が聞くことが出来る |
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Nazo2鈴木(作曲者) 半澤紀雄(作曲者) 村田智(効果音) |
× |
△(音が小さくなる) |
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サウンドテスト |
サウンドテスト出現方法 |
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○ |
オプションの中に標準で付いている。 |
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お気に入りの曲
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1位 |
ROUGH AND LADY |
2位 |
JAZZY SABOTAGE |
3位 |
ROUND ABOUT |
曲目一覧
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曲名 |
場所(一例) |
説明・感想 |
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02 |
OPEN YOUR HEART |
オープニングアニメ |
ややオーケストラぽい感じで最初は少ないパートで静かに入っていきますが、メイン部分に入ると、Nazo2鈴木らしいポップなメロディになり、最期は静かに終わっていきます。 |
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03 |
FIGHTERS OF PAIN |
STAGE1 STAGE4 |
ガンスターヒーローズの曲を西洋風にした感じであり、ピンチ状態から脱出する感じであるが、ウォーと行きよく脱出するような激しい曲ではなく、じわりじわり攻め込まれるなか、なんとか路を作って逃げるような、じっくりとした曲になっています。 |
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04 |
ESCAPE FROM XX |
STAGE1 |
危機が迫る雰囲気を出す曲で、じわじわと相手に気づかれずにやってくるように、ざわざわと、そして巻き込むように演奏されます。 |
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05 |
SHUFFLER IN THE DARK |
STAGE2・STAGE8 |
最初はリズムが主体で後半はメロディの曲で曲名にあるように暗めのような感じがするが実際にはちょっと怪しいがノリが良いです。でも少し控えめなところもあります。 |
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06 |
INDY |
イベントシーン |
イベントシーンで流れる曲で雰囲気を重視するために曲自体はかなり抑えられて演奏されます。 |
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07 |
JAZZY SABOTAGE |
騎士団長クラス登場時 |
基本的にはズル戦をイメージにした感じで、あわてながら闘っているみたいでどこかユニークさが感じる曲になっています。 |
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08 |
THE PLOT |
STAGE8・STAGE9 |
死霊の曲でアンデッドがボワボワとボコボコ出る感じで怖いという恐怖というよりはアンデッドのもっさりした動きを強調した演奏になっています。 |
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09 |
BRAVE PARADE |
STAGE3 |
いざ、出陣とばかりに清清しく演奏されます。それだけに終盤のメロディが少しがらっと代わる所がいいアクセントになってます。 |
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10 |
IT'S ALIVE |
STAGE5・STAGE19 |
引き締まった感じで演奏され、場面として佳境に入った感じが十分にします。「ガンスターヒーローズ」を彷彿させてくれます。 |
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11 |
DEAR "AMADEUS" |
スタッフロール |
これもオープニングアニメ同様、オーケストラを意識しており、オープニングがポップな曲に対し、スタッフロールは清涼な感じになっています。 |
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12 |
THE SORD |
剣関連イベント・カノン戦 |
伝説の剣らしく、荘厳に演奏されます。 |
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13 |
BORELO OF FINALE |
最終戦 |
最終ボスらしく、全体に重くなっており、テンポやリズムが非常に激しくなっています。 |
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14 |
I'M NOT ALONE |
エンディング1 |
最終ボスを倒した後に流れる曲で最初はこれでよかったとかという迷いが感じられるように演奏されていますが、徐々に自分の進んだ道を信じるように強くまっすぐな演奏になって行きます。 |
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15 |
ROUND ABOUT |
STAGE6・STAGE9 |
マッチョ(固有名詞)のイメージが強い曲で騎士団や魔物達の流れる曲と異なり、自由というものが感じられ、聞いていて結構気持ちいい曲である。 |
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16 |
"TOKI" MEKI SAXOPHONE |
STAGE19 ・STAGE22 |
非常にムードが漂う感じで他のバトル曲とはちがった雰囲気を持っています。(たぶん)2つのサックスらしき楽器が同時に吹いている部分が結構味が出でいます。 |
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17 |
POINTER BROS & SIS |
対戦勝利時 |
対戦時専用の曲。最初から最期まで一遍して盛り上がった状態で演奏されます。 |
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18 |
METHODS |
STAGE24 |
一部の最終ステージの曲で似たようなフレーズの繰り返しでだんだん大きくなって盛り上がってきます。 |
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19 |
ROUGH AND LADY |
バルガー戦 |
激しいギターのイントロから始まって、一瞬鼓動を抑える間があるが、そのあと、激しくメロディアスに演奏され、各楽器がハイ状態で演奏される中、ただただ興奮することしか許されないぐらい名曲です。あの抑えた間あるからこそ、激しい演奏が光っていってます。 |
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20 |
HERO'S THEME |
タイトル |
「OPEN YOUR HEART」のアレンジ。原曲は少し間延びしている所がありましたが、こっちのバージョンは非常にアップテンポになっています。 |
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21 |
NOTORIOUS DON |
大地人戦 |
全体的に突出とした部分はないがその代わり、一貫として控え目だがまがまがしく好戦的ないメージが感じられるよう演奏されています。 |
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22 |
A HAPPY NEW WORLD |
エンディング2 |
一部のエンディングの後半のデモ画面に流れる曲で、勝利者を非常に称える風に演奏され、曲名どおり、祝福されます。 |
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23 |
COMPLEX SOLDIERS |
STAGE4 |
少し控えめな曲調になっており、盛り上がる部分の所でもちょっと引っ込んでる所が感じられます。 |
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24 |
TRAP |
イベントシーン |
イベントの悪巧みシーンなどに使われており、曲は基本的に控えめでどこか雰囲気が陰気なところがあり、だんだんその陰気さ(悪巧みさ)がでてきます。 |
参考資料・文献
「ガーディアンヒーローズ」(株式会社セガ)
「ガーディアンヒーローズ」(ユーメックス)
「広技苑2003年秋完全全機種版」(毎日コミュ二ケーションズ)