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2010年8月6日(金) 19:15 |
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上半期、鉄鋼の輸出が急速に回復
岡山県今年上半期の輸出・輸入の金額がまとまりました。 中国などへ向けた鉄鋼の輸出が急速に回復していて、岡山県経済全体の景気を引っ張っています。
神戸税関水島・宇野両税関支署がまとめたもので、今年上半期の岡山県内の貿易総額は1兆4019億円と、前の年から42.5%の大幅な増加となりました。 税関は、世界的な鉄と自動車需要の拡大が増加の要因と見ており、輸出では自動車が77.3%、鉄鋼が46.9%の伸びとなっています。 また輸入では、輸出品の原材料となる石油製品が95.1%、金属鉱が45.8%増えるなど、相乗効果も見られています。 岡山県内の貿易総額は、リーマンショック以前の水準に戻りつつあり、水島・宇野税関支署は「回復のペースはかなり速く、このまま行けば経済は速いテンポで回復する」と期待しています。
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