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2010年8月6日(金) 19:15 |
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津山信金職員、2人で1.3億円横領
津山信用金庫の職員2人が、2年にわたり金庫の現金を横領し、総額1億3500万円の損害を与えていたことが分かりました。 信用金庫は、2人を6日付けで岡山地裁津山支部に損害賠償を求める訴えを起こしています。
損害賠償請求の訴えを起こされたのは、津山信用金庫北支店の51歳の元支店長と高野支店の43歳の元支店長の2人です。 津山信用金庫によりますと、2人は今年3月までの2年間に、金庫の現金数万円から最大2千万円を約100回に渡って持ち出し、取引先に資金を融通するなどしていました。 2人が横領した総額は5億1500万円に上り、一部融通先から回収したものの、信用金庫の被害の総額は最終的に1億3486万円に上るということです。 信用金庫の本部に2人が自ら報告し明らかになったもので、2人は部下に横領を黙認するよう指示していたということです。 津山信用金庫は2人を既に懲戒解雇処分にしています。 2人が何の目的で融資したのかなどは分かっておらず、近く刑事告訴して全容を解明する方針です。
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