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2010年8月6日(金) 19:15 |
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汚染拡大対策の行政代執行が終了
岡山市北区下足守の産廃不法投棄現場から環境基準値を超える有害物質を含んだ地下水が流れ出た問題で、岡山市が今年2月から行っていた汚染拡大を防ぐための壁を設置する行政代執行が6日、終了しました。
この問題は、2007年、産廃処理業者が所有する土砂採石場に産廃を不法投棄し、その後の市の調査で地下水からフッ素など環境基準値を超える有害物質が検出されたものです。 業者の社長は逮捕され実刑判決を受けていますが、産廃の撤去命令に従わないため、岡山市が今年2月から汚染拡大を防ぐための壁を設置する行政代執行を行い、6日、その作業が終了しました。 処理費用の総額は約2700万円で、不法投棄に関与した業者らが拠出した基金が使われました。 汚染拡大防止作業は終わりましたが、廃棄物自体は依然残されたままで、岡山市は今後も撤去を求めていく方針です。
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