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“平成のKOキング”がジム開設…養護施設の若者を育成へ
虐待を受け、児童養護施設で過ごしたことがある元プロボクサー、坂本博之さん(39)が8日、東京都荒川区にボクシングジムを開く。鹿児島市の養護施設出身の男性2人を練習生として受け入れ、プロデビューさせることを夢見ている。
「いじめっ子やいじめられっ子、虐待を受けている子どもたちも受け入れ、教育の場にもしたい」と意気込む。
坂本さんは元東洋太平洋ライト級チャンピオン。「平成のKOキング」と呼ばれ、世界王座に4回挑戦したが、届かなかった。
小学校低学年のころ、預けられたところで虐待を受けたという坂本さん。「いつもびくびくして大人を信用できなかった」と振り返る。その後は一時、福岡市の養護施設で過ごした。
現役時代から養護施設の支援活動を手がけ、引退後の2007年からは各地の施設で子どもたちを励ます「ボクシングセッション」もスタート。北海道から福岡までの三十数カ所を回った。
セッションでは児童虐待の悲惨さを思い知らされるという。小学生にグラブを着けようとすると、手の甲にたばこの火を押し付けたようなあとや、棒のようなもので貫かれたようなあとを目にした。
「悲しみや怒りをこぶしに乗せ、思い切って打ってこい」とミットを差し出すと、笑顔をみせたり、涙を浮かべながら、パンチを繰り出してくるという。ジムを運営する傍ら、今後もセッションは続けるつもりだ。
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