口蹄疫、両陛下に説明 皇居で東国原知事天皇、皇后両陛下に口蹄疫への取り組みについて説明した宮崎県の東国原知事=6日午後、東京・永田町の都道府県会館 天皇、皇后両陛下は6日、皇居・御所で宮崎県の東国原英夫知事から、口蹄疫への取り組みについて説明を受けられた。 両陛下の意向として、宮内庁側が県に説明を求めたという。 知事によると、現場の写真や地図を使って解説。当初1時間の予定が約20分延びた。 陛下は「復興に向けて、よりよい方向に進むことを望みます」と話し、皇后さまも「終息を無事迎えていただき、ありがとうございます」とねぎらった。両陛下は農家の現状や、復興に向けての具体的な取り組みを知事に質問。農家や獣医師、県庁職員ら関係者の肉体、精神的な健康状態を気に掛けていたという。 知事は「宮内庁から、詳しいやりとりを紹介しないよう言われた」としながらも「両陛下は国民と同じ目線でいらっしゃる。温かい励ましを頂き、感動した」と話した。 【共同通信】
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