このごろは全然見なくなりましたが、5~6年前までまではよくNHKのドキュメンタリー?を見ていました。
これがアメリカに関するものの時は、内容に関係なくどうにも気になっている事がありました。
なぜかやたらに太った人ばかり出てくるのです。
ドラマや映画に出てくる人達は、普通の体形の人が殆どなのに、まるで別世界です。
例えば第二次湾岸戦争に関するものを見たときは、ある産軍複合体がイラクで働く人を募集すると言う場面でがありましたが、なぜか応募した人が皆凄いデブばかりでした。
相撲の新弟子検査じゃあるまいし、砂漠の戦場で働く人に、何でこんなデブばかり集めるんだ?
非常に不思議でした。
でもその後、アメリカでは国民の3分の1が肥満としりました。
特にフィットネスやダイエットにお金をかけられない低所得層に肥満が多いと言うのです。
NHKのドキュメンタリーは、一見もっともらしいので見ていたけれど、ダンダンその内容がインチキ臭くなって、見るのを辞めたのですが、アメリカの肥満だけは明確に映していたのです。
肥満に付いて報道で、非常に違和感を持ったのはソ連崩壊に始まる、東欧共産圏の崩壊の報道でした。
日本の報道機関はそれまで、また今も、共産主義大好きです。
とにかく社や局として、共産主義国家の人権侵害などの問題を、明確に報道する所は殆どなく、朝日新聞などポルポト政権さへ「アジア的優しさ」と賞賛する始末でした。
ところがこのソ連崩壊のときだけは、全ての報道機関がソ連と共産圏への非難に熱中したのです。
そして「共産圏では物資が不足して、食料も足りない」などと言っていました。
北方領土では人々が物資不足に対応する為、皆食料を備蓄していると報道されて、北方領土の家庭の果物や野菜の瓶詰めなど自家製保存食料などが、ニュース映像で流れました。
またある日本人ボランティアとかが、ロシアの孤児院を訪問して、痩せた病気の乳児の抱いて「可哀相に食料がないから」と言っている映像などが出ました。
しかしどちらも凄く違和感がありました。
札幌でも代々北海道に暮らしてきた道産子は、今でも冬に備えてやたらと食料を溜め込む習慣が抜けません。
我が家の近所の生協の建物のを大家だと言う、開拓農家の子孫の大邸宅では秋口には、大量の大根を干していましす。
モダンな豪邸のベランダに大根がずらりとぶら下がる光景は、奇観ですが、札幌の秋の風物詩なのです。
店子の生協はすぐ近くで、いつでも沢庵を売っているのに。
だから北方領土に住むロシア人が食料を備蓄するのを、単純に食糧不足に結びつける感覚は理解できませんでした。
また孤児院の乳児は痩せていたのですが、その側に居た保母さんは、驚くべき肥満体でした。
乳児が痩せていたのは、その子が病気だからで、食糧不足ではないのです。
そしてワタシの母も言いました。
「食料不足なのに、何であんな太った人ばかり大勢いるのだろう? 戦時中の食料不足の時には、太った人なんか見たこともなかった」
本当に不思議でした。
食料不足を訴えるソ連や東欧の人々には、日本でも稀な超肥満体が大勢いたのです。
そして本当に食料が不足するほど悲惨なら、それまで日本の共産主義社会礼賛の報道は何だったのでしょう?
結局この「ソ連、東欧の飢える人々」は、日本の報道機関の捏造やらせだったのです。
確かに共産主義政権には様々な問題はあったのですが、とにかく食料まで不足するような話ではなかったのです。 それどころかソ連では砂糖が一人分一ヶ月1キロ、冬は2キロも配給されたので、それであんな肥満体が増えたのです。
でも日本の報道機関は、それまでの共産主義礼賛の報道が嘘であったように、今度はまた事実無根の共産主義での飢餓を報道しました。
ワタシがその時、もうこんな連中を絶対信用してはいけないと思いました。
しかしこの捏造癖は治癒不能なのでしょう。 今でもこれは続けています。
生活保護の母子加算、老齢加算廃止、復活に関連した報道では、また同じ事をやりました。
生活保護費は一般勤労者の手取り並みで、到底飢餓などあり得ないのに、この受給者達が「子供に十分な栄養をとらせてやれない」などと臆面もなく言うのを、何の解説もなく報道しました。
それどころかみのもんた氏などは、嘘まで付いたのです。( ワーキングプアーと特権階級)
しかもこの「子供に十分な栄養をとらせてやれない」と言う連中の中には、ブクブク太った人が多くて笑えるのですが、マスゴミやこれを応援する自称弱者の味方を言う共産党や民主党の代議士は、大真面目でこの嘘を応援したのです。
現在の先進国は、いや先進国だけでなく旧ソ連東欧のような社会主義国でも、もう「貧困=飢餓」の状況はなくなったのです。
しかし十分食べて肥満までしている人間を、貧困と言っても同情を得られないのでこの嘘を付き続けるのでしょう。
ワタシも病身で無職なので、間違いなく貧乏人なのですが、残念ながら飢えることも痩せることもできません。
おかげで去年の3月から5ヶ月かけて10キロ減量しました。 今は何とかこの体重を維持しようと頑張っています。
しかしなかなか容易ではありません。
少し油断をするとすぐに1~2キロ増えてしまいます。
でも何とか頑張って行こうと思っています。
by kazk
どこに「帰国」するんですか?