札幌の花の季節はまだまだ続きます。 少し人家の無いところに行くと、野花が次々と咲いていくのが見られます。
(エゾキケマン)
ワタシはこのブログを始めるまで、写真を撮った事がありませんでした。 絵を描くのは好きだったのですけどね。 そして花は勿論好きだけど、野花の名前なんか特に調べようと思った事もありませんでした。
(ルイヨウショウマ)
でもデジカメを持って散歩すると、道端の花が目に付き、それを撮る事になります。 そしてブログに載せるとなると名前ぐらい調べようと思います。 そして名前を知ると、その植物の分布や性質も知る事になります。
(クルマバツクバネソウ)
例えばこのクルマバツクバネソウは、近所の公園に生えているのですが、実は結構珍しい植物で、しかもこれでユリの仲間なんだそうです。 こんな事を知ると少しトクした気分です。
(ツクバネソウ)
そして先日の チビ竜胆エントリーで、相模さんがこんなコメントを下さいました。
>雑草と言う草はない、という名言は、小さきところに神は宿る、そのままの精神です。
この「雑草と言う草はない」は昭和天皇のお言葉です。
(マイヅルソウ)
ワタシは病持ちで無職だから暇に任せて、近所をウロウロして遊んでいるわけですが、昭和天皇は健康な男性でした。 普通に自由にしたい事も、できる事も沢山おありだったでしょうね。 でも天皇と言うお立場では、自由に歩けるところは皇居のお庭ぐらいだったのでしょう。
それを思うと植物を愛して「雑草と言う草はない」と言うお言葉は、非常に重いものではないでしょうか?
(ヒメフウロ)
このヒメフウロは外来植物です。 広くヨーロッパや北米にも分布するようです。 ドイツのヒメフウロをアムゼル君の所で見る事ができます。
http://amselchen.exblog.jp/10976970/
小さなきところに神を見られた陛下、世界中に拡がった小さな花。
何か不思議な気持ちです。
by バカウヨホイホイ
どこに「帰国」するんですか?