◇本場でも味わえない料理

　創業２６年を迎える本格韓国料理と焼き肉の店。８月１３日までビール祭りを行っている。

　店名は将軍という意味で、店主の崔（さい）一成さん（４９）は在日韓国人２世。「韓国人の父が、日高の厚賀町で焼き肉店を２０年ほど営んでいました」と話す。崔さんは東京の韓国料理専門店と父の店で修業したのち、２３歳で自分の店を開いた。

　本場の韓国料理をそろえているのが自慢で、韓国から訪れた人が「本国でもめったに味わえない料理がある」と驚くほど。ビール祭りでは、生ビール４２０円を２９０円、ハイボール３３０円やサワー各種３２０円も２９０円で提供している。

　新メニューの「たたきキュウリの梅肉コチュジャン和（あ）え」（２９０円）はキュウリの心地よい歯ざわりで、梅の酸味とコチュジャンのピリ辛が絶妙なハーモニー。「生ハツの香味オイル韓国風」（５８０円）は牛の心臓の刺し身で、自家製の香味オイルであえて味わうオツな一品だ。

　その他、タン刺し（９００円）、ユッケ刺し（８９０円）、イカフェー（６８０円）、特製レバ刺し（８９０円）などをラインアップ。新韓国焼肉コース（１人２５００円）も用意し、プラス１０００円で飲み放題９０分付きになる。毎月８の付く日は和牛の日で、国産和牛特選カルビ１２８０円が９６０円と安いので、見逃せない。

　姉妹店の「韓の食菜　ちゃんぐん」（白石区東札幌３の１、イーアス札幌１階）は長男の潤太さん（２３）が店長。テークアウト中心の店だ。【芝田賢一】

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　★札幌市南区真駒内本町６の１

　★電話０１１・５８２・２９８９

　★午後５時～午前１時。定休日は水曜日