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題名:小説 【不細工の誇り】

(No.0)名前:直江山城守兼続◆Naoe/vTaBs
日時:2010/07/30 01:07
【長編小説】「不細工の誇り」
【作者】直江山城守兼続(現・ヒトラー)

・【登場人物紹介】>>2
・【プロローグ】>>3
・第一話「絶望の直江」>>75
・第二話「出陣」>>76
・第三話「初陣、国会の戦い」>>77
・第四話「三つの剣」>>78
・第五話「秋葉原防衛戦」>>79
・第六話「激闘!リア充VS非リア充」>>94
・第七話「聖地の惨劇」>>157
・第八話「いざ、決戦へ」>>204
・第九話「東京都庁攻略戦」>>216
・第十話「イケメンVSヲタク」>>347 >>381
・第十一話「英雄復活」>>403 >>442
・第十二話「隠された力」>>465
・第十三話「決着!都庁上空戦」>>479
・第十四話「教育委員会殲滅作戦」>>521
・第十五話「羅刹行軍」>>537
・第十六話「東京都警迎撃戦」>>549 >>568 >>586
・第十七話「政府との決戦!荒川の戦い」>>623 >>638
・第十八話「関総理覚醒!荒川紅蓮の死闘!」>>644
(No.636)名前:直江山城守兼続◆Naoe/vTaBs
日時:2010/07/30 00:55
セールはロケットランチャーを間髪入れながら政府軍に撃ち込みまくる。

放つ度に爆音が鳴り響き、政府軍兵士の体もろとも地が炎上する。

それにより吹っ飛び体を割られた死体があちこちに転がる。

政府軍も各方面の二次元党に向けて銃撃を行う。

だが夜半の奇襲に混乱は隠せず旗色はますます悪くなる。

セールの前に居るヲタクが被弾した。

「うぐっ!」

銃声と共に腹から血が噴き出す。

「おい大丈夫か!くそ、こっちの損害が大きくなる前にさっさと終わらせないとな!」

そう言いながら今度は武器を持ち替えマシンガンで連射する。

セールは武器に手慣れの様で百発百中であった。

四面楚歌の隊は大砲を用いて銃撃に加え砲撃も行う。

凄まじい轟音と共に政府軍兵士を葬ってゆく。

(No.637)名前:直江山城守兼続◆Naoe/vTaBs
日時:2010/07/30 00:56
「関総理!大丈夫ですか!」

傍に居る兵が関を案ずる。

「くそ!囲まれたではないか!これでは逃げられない!」

「ぐが!」

セリフを発した途端その兵士が凶弾に倒れる。

関総理も分かっていた。自らを囲み守っている兵士が時間と共に減り、このままでは壊滅もすぐだと。

10万の兵を有しながら16歳の素人学生の率いる軍に敗れて死んでは面目も糞もない。関総理は焦る。


「そろそろ仕上げと行くか。敵に能力者が居たらまずいしな。兵達だけに戦わせるわけにも行くまい。」

氷河期が腰をあげた。

「なるべく連日魔力は使いたくないがこれからはそうも言ってられまい。さっさと始末するか。」

直江も杖にしていた剣を腰に差し、踏み込む姿勢を見せた。

(No.638)名前:直江山城守兼続◆Naoe/vTaBs
日時:2010/07/30 00:57
第十七話「政府との決戦!荒川の戦い!」
>>635 >>636 >>637
(No.639)名前:直江山城守兼続◆Naoe/vTaBs
日時:2010/07/30 00:57
第十八話「関総理覚醒!荒川紅蓮の死闘!」

氷河期と直江は荒川を飛び越え、集中砲火を浴びている政府軍の中枢に居る関直也の所へ現れた。

「貴様が政府軍の司令塔か。」

直江が紅蓮炎神龍天剣を握りしめる。

「見つけたぜ。覚悟しろ!」

氷河期は憎き政府の親玉を前に咆哮する。

「我が軍を半分の兵力で此処まで追いやったのは貴様かぁぁぁ!」

関総理が直江を見て怒りを爆発させる。

「そうだ。国の為、アニメ文化の為、此処で果ててもらう。」

「おのれぇぇぇ!餓鬼の分際で生意気なぁぁぁ!許さん!貴様だけは絶対に許さんぞぉぉぉ!」

関の周りに巨大な光のエネルギーが巻き起こり、それが爆発する。

二次元党が放った銃弾も、自らの周りの政府軍も全て弾き吹っ飛ばす巨大なエネルギーが沸く。

「厄介だな。能力者か。二人で力を合わせてさっさと終わらせようぜ。」

氷河期が冷気を発する剣を構える。

「愚物が。貴様にもう一度拝ませる陽の目は無い。」

荒川畔で激闘が繰り広げられようとしていた。
(No.640)名前:直江山城守兼続◆Naoe/vTaBs
日時:2010/07/30 00:58
「絶対に許さん!非リア充のキモヲタの分際でぇぇぇ!」

光の中から関が出てくる。

「それが仮にも己の統治する国の民に吐く言葉か。日本の政治家も此処まで落ちるとは嘆かわしい。」

直江の右目の瞳が赤く変わり、鮮やかな淡い光を放つ。

「俺も居るぜ糞ジジイ!」

氷河期も瞳を水色の研ぎ澄まされた色に変える。

「貴様らはこの国の政治の邪魔、障害物なんだよぉぉぉ!汚物は消毒ぅぅぅ!」

関総理が青い光を体に纏い、突撃してくる。

「来るぞ!」

氷河期の声で直江も突進をかわす。

「これならどうだぁぁぁ!」

続いて巨大な波動砲を繰り出す。

(No.641)名前:直江山城守兼続◆Naoe/vTaBs
日時:2010/07/30 00:59
「第四波動!」

「エターナルフォースブリザード!」

二人がそれぞれの得意技を放つ。

そして関を放った波動砲と衝突し、互いに相殺する。

「なかなかやるようだがこれならどうだ!」

関が宙に登り、自らの体から莫大な量の青い光のエネルギーを放出する。

「ギガ・アサイラント・ドリーム!」

関の周囲に光のドームが出来上がり、それが宙で広がり直江達に迫る。

「確かに巨大な力だ。だがその程度では俺は倒せん。カオスインパクト!」

巨大な火の球を掌で作り出し、それを近づいてくるドームにぶつける。

二つの力が衝突し、空中で大爆発が起こる。

「氷河期、この隙に殺れ!」

直江が横に居る氷河期に攻撃を促す。

「これで終わりだ!ギガフリーズ!」

氷河期の剣から放たれた冷気が爆風と煙を越えて関の周囲に漂う。

(No.642)名前:直江山城守兼続◆Naoe/vTaBs
日時:2010/07/30 00:59
「この冷気は貴様の体内に入り、臓器も血の一滴までをも氷つかせ、絶命させる!」

「ほぉ?これは新手の芸か。面白い。だが私には効かないな。」

関は冷気を吸っている筈なのに倒れる様子はなく、冷気を自身のエネルギーで吹き飛ばした。

「何・・・だと・・・?」

氷河期が唖然とする。

「私は体内にも自身の戦闘エネルギーを張り巡らせてある。それが侵入した冷気を殺すのだ。」

「俺のギガ・フリーズが効かない相手は始めてだ。相当厄介だぜ。ブリザード・レイン!」

氷河期が掌で冷気と氷エネルギーを起こすとそれを空に放ち、エネルギーの塊が空中で分裂して雨の様に関目掛けて降り注ぐ。

「温いな。」

関はそれを軽々と避け続ける。

「スピリット・エルフェーゴ!」

それに加え直江が火の球を分裂させて正面から関を攻撃する。

(No.643)名前:直江山城守兼続◆Naoe/vTaBs
日時:2010/07/30 00:59
「くそっ!避けきれん!」

ついに攻撃が命中した。氷の雨と炎の球が関にヒットし、爆発した。

「やったか?」

氷河期が爆発で起こる煙を見据える。

「いや、まだだ。そう簡単にはくたばらんらしい。」

直江が煙の中から出てくる関を睨む。

「そうだ。この程度で私を倒せるとでも思ったのかね?」

「リトルボーイ!」

直江が関のセリフに耳を傾けず攻撃を仕掛ける。

「また球状の攻撃か。見飽きたわ!ベルデ・フル・エナジー!」

拳に光を纏ってリトルボーイを粉砕する。

辺りに火花が飛び散った。

「その目を解放したらどうだ?私を倒したいんじゃないのか?!」

関が直江に挑発する。

(No.644)名前:直江山城守兼続◆Naoe/vTaBs
日時:2010/07/30 01:01
第十八話「関総理覚醒!荒川紅蓮の死闘!」
>>639 >>640 >>641 >>642 >>643
(No.645)名前:直江山城守兼続◆Naoe/vTaBs
日時:2010/07/30 01:07
読者(まあ居るかどうか分からないが)の皆さん。
荒らし対策にすぐロックしてるんで感想とか書く暇も与えずすいません。ご容赦下さい。



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