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シンガポール伊勢丹で初の「冬の北海道フェア」-旭川の特産品も
(2010年01月29日)
シンガポール伊勢丹は1月29日より、北海道の冬の味覚や魅力をアピールする「冬の北海道フェア」をスコッツ店(350 Orchard Road、TEL 6733-1111)で開催する。同店では毎年6月に「北海道フェア」が開催しているが、冬の北海道をテーマにした物産展は今回が初。後援は北海道、旭川市、旭川物産協会、日本航空。
同フェアでは、札幌・プルマンベーカリーの「帆立グラタンパン」(4.3シンガポールドル)、函館・志濃里(しのり)の「函館ショコラ」(17ドル)、弟子屈・加藤水産のカニまんじゅう「鬼に蟹棒」(13.2ドル)、斜里・プレジールの「しそジュース(720ミリリットル)」(27ドル)など北海道各地の特産品をそろえる。イートインコーナーでは、函館のラーメン店「ずん・どう」の「とんこつみそ バーターコーンらーめん」(13ドル)の実演販売をするほか、北海道限定ビールの「サッポロクラシック生ビールを1杯(300ミリリットル)3.5ドルで提供する。
昨年3月に旭山動物園がシンガポール動物園と交流協定を締結したことから、旭川物産協会からも5店が参加する。だいきん旬彩館の「夕張メロンカステラ」(8.3ドル)、北かりの「北海道黒豆茶」(35ドル)、まんざいどんのミニ海鮮丼「どんぶりっこ」(2個、18ドル)などの旭川の特産品が初登場。ほかにも、男山酒造の北海道フェア限定品の「男山特別純米酒(720ミリリットル)」(53ドル)や「男山生原酒(同)」(41ドル)の試飲販売、旭川ラーメン・梅光軒の「しょうゆラーメン」「みそラーメン」(各1食入り、6ドル)の試食販売なども行う。
旭山動物園の売店「テイルンテイル」からも、1902(明治35)年1月に旭川で日本の観測史上最低気温のマイナス41度を記録したことにちなんだ「北国銘菓 氷点下41°」(11ドル)や、同園の人気動物のイラストをパッケージにした4種類の「かりんとう」(4.6ドル)などを販売する。
旭川市経済観光部経済総務課の大谷卓史経済交流担当課長は「旭川を訪れるシンガポール人観光客は着実に増加しており、これまで首位の台湾に迫る勢い。自然や雪、旭山動物園などの見どころも多いほか、シンガポールには旭川ラーメン店が3店も進出して人気を集めている。今回のフェアをきっかけにして、多くの人々に北海道・旭川へ目を向けてもらえれば」と期待を寄せる。
営業時間は10時~21時30分。2月7日まで。
伊勢丹シンガポールシンガポール伊勢丹で過去最大の「北海道フェア」-北海道限定生ビールも(シンガポール経済新聞)シンガポール伊勢丹で「北海道フェア」-カレーパン、生キャラメルも(シンガポール経済新聞) シンガポール動物園と旭山動物園が交流協定-小菅園長の記念講演も(シンガポール経済新聞)
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