6日朝、東京・池袋にニホンザルとみられるサルが現れました。サルは、4日から板橋区と豊島区の広い範囲で相次いで目撃されていて、警視庁などが行方を捜しています。
6日午前5時ごろ、東京・板橋区向原の都営住宅の近くで「サルを見た」という110番通報がありました。そのあと、午前6時半ごろ、今度は東京・豊島区池袋3丁目でタクシーの運転手の男性から「飛び出してきたサルをはねた」と警察に通報がありました。警察官が駆けつけたところ、車のバンパーがへこんでいて、すでにサルの姿はなかったということです。さらに午前9時40分ごろ、池袋3丁目で「木に登っているサルがいる」と住民から警察に通報がありました。目撃されたサルは体長1メートルほどで、警察官が駆けつけたときには、すでに逃げていたということです。警視庁によりますと、4日から5日にかけて、板橋区内でサルの目撃情報が相次いでいるということで、警視庁などが同じサルとみて行方を捜しています。