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大丸梅田の新フロア、レストラン集客争いサラリーマン層にも照準増築・改装工事中の大丸梅田店(大阪市北区)が5日開業したレストランフロアは、百貨店には珍しい居酒屋の出店などで、これまで利用の中心だった買い物客に加え、サラリーマンら新たな需要を掘り起こすのが狙いだ。大丸は、レストランを「重要な集客装置」と位置づけるが、梅田地区はレストラン街がひしめいており、戦略が成功するかは未知数だ。 (井戸田崇志)
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大丸梅田店のレストランフロアには中国料理店やイタリア料理店など10店が入る。改装前は午後2〜3時だったランチタイムの終了時間を午後5時まで延ばす。さらに、会社帰りに寄ってもらうため、ビールや地酒など酒の種類が豊富な店を入れ、改装前は2250円だった午後6〜10時の平均単価を3000円以上に増やす考えだ。村田荘一店長は「顧客が中高年層に偏っており、従来は百貨店で買い物をしなかった人を取り込んで、競争に勝ちたい」と意気込む。 しかし、梅田地区には多数のレストラン街があり、状況は甘くはない。商業施設「ブリーゼブリーゼ」に18店、阪急三番街など阪急阪神ビルマネジメントが管理する10施設にも計255店が軒を連ねる。JR西日本が大阪駅北側に建設中のビルに来春開業するJR大阪三越伊勢丹や専門店街にも計30店程度が出店する見込みだ。 こうした梅田地区の飲食店街の集積に危機感を募らせるのが、難波など大阪のほかの地区だ。3月に百貨店として関西最大級のレストラン街を設けた高島屋大阪店(大阪市中央区)の増山裕店長は「梅田の集客力が高まるので、地域の魅力を高める取り組みをしなければ」としている。 (2010年8月6日 読売新聞)
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