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神戸が5日に行った公開練習に、8日に対戦する浦和の偵察スタッフが無断で訪れ、一般ファンに紛れ込んで視察を行っていたことが発覚。神戸側が激怒した。
Jリーグには対戦相手の公開練習を視察してはいけないという規則はないが、マナーとして「見せてほしい」などと事前に連絡を入れるのが一般的。浦和のスタッフを見つけた神戸の安達亮強化部長(41)は「(練習は)オープンだから全然かまわないけど、気分が悪い。ひと言連絡くれればいいじゃないか」とまくし立てた。偵察スタッフは「柱谷さんが…」とGMの名前を出し、上司の命令で来たことを吐露したが神戸の怒りは収まらない。約30分間、クラブハウスに“連行”され、お説教を受けた。
浦和は、磐田戦(4月24日・埼玉・0―1)の前にも磐田の練習場へ偵察を派遣し、磐田から厳重注意を受けていた。偵察の知らせを聞いた三浦俊也監督(47)は「知らなかった。別に練習は変えてない」と気にも留めなかったが、安達部長は「浦和がこういうことを続ければ、試合前に非公開(練習)を重ねざるを得なくなる。ファンに申し訳ない」と浦和にイエローカードを突きつけた。
(2010年8月6日10時32分 スポーツ報知)