不要なファイルを削除、パソコンのメンテナンス - Local Settings Temp、System Volume Information
作成:2009-08-08
昔と比べてHDD(ハードディスクドライブ)の容量は大幅に増えましたが、ファイル1つ1つの容量も大きくなっているため、HDDの容量が足りなくなる場合があります。
たまにはファイルを整理し、不要なファイルを削除するなど、メンテナンスを行うと良いと思います。
ファイル数を減らすと、HDDの空き容量が増えたり、ウイルススキャンの時間を多少短縮できるなどの利点があります。
対象:Windows XP
不要なファイルの削除
- 不要なファイルの削除
自分で作成したファイルまたはダウンロードしたファイルなどで不要なものをゴミ箱に捨てます。
その後、ゴミ箱を空にします。
- 不要なアプリケーションの削除
「コントロールパネル」→「プログラムの追加と削除」から不要なアプリケーションを削除します。
- ブラウザのキャッシュファイル、閲覧履歴データ、Cookieの削除
IE(Internet Explorer)は、メニューの「ツール」→「インターネットオプション」の「全般」に削除の設定があります。
Firefoxは、メニューの「ツール」→「オプション」の「プライバシー」と「詳細」に削除の設定があります。
- 不要なメールの削除
もう見ることがない不要なメールを削除します。
- テンポラリファイルの削除
C:\Documents and Settings\自分のユーザ名\Local Settings\Temp のフォルダにあるファイルは不要なファイルです。
ソフトウェアがバージョンアップやインストールなどを行うときに、一時的に使用するファイルをこのフォルダに置くことがあります。
通常各ソフトウェアが処理完了後テンポラリファイルをきちんと削除するのですが、ソフトウェアが強制終了してしまった場合などには、正常にファイルが削除されず残ってしまうことがあります。
Temp フォルダにはファイルだけでなく、さらにフォルダがある場合もあるかもしれませんが、基本的にすべて削除しても問題ありません。
- 復元ファイルの削除
Windowsは、パソコンを過去の状態に戻せる復元機能があります。
復元に関する情報は C:\System Volume Information にあるようです。
通常このフォルダはエクスプローラで表示できませんが、すべてのフォルダを閲覧できる設定にすると表示されます。
ただし通常は、フォルダが表示されてもフォルダの中身は閲覧できません。
ウイルス対策ソフト(アンチウイルスソフト)によっては、この System Volume Information にウイルスがあると警告してくる場合があります。
その場合は、復元情報を削除すると警告が消えることがあります。
- 復元情報を削除する
復元情報を削除するには、「アクセサリ」→「システムツール」→「ディスク クリンアップ」を起動後、「詳細オプション」→「システムの復元」で「クリーンアップ」を選択します。
過去の状態へ戻せなくなるので注意。
- 復元ポイントを作る
新たに復元ポイントを作るには、「アクセサリ」→「システムツール」→「システムの復元」 から「復元ポイントの作成」を行います。
手順に沿って作成します。
また、「システムの復元の設定」というリンクを選択すると、復元設定画面が表示されます。
(「コントロールパネル」→「システム」の「システムの復元」と同じ)
ここでは復元を無効化できますが、復元できないと不便なときがあるのであまりお勧めしません。