下村容疑者の中学時代からの友人女性(22)によると、6月下旬、それまであまり電話してこなかった下村容疑者から「何してるん」と連絡があり、男性関係などの相談を受けた。下村容疑者は、故郷の三重県四日市市に住んでいたころの子育て仲間の5、6人にも頻繁に連絡を取っていた。友人女性は「何十回の電話、何十通のメールが来た子もいる。今思えば、焦っていたのかもしれない」と話した。
下村容疑者は「すべてから逃げたかった」と供述しているという。府警は、昨年5月の離婚後、1人で育児と仕事を抱えてストレスがたまり、現実から逃避しようとしたとみている。