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【芸能・社会】「a―nation」初のテーマソング作曲 小室感謝の1曲2010年8月6日 紙面から ミュージシャンの小室哲哉(51)が、エイベックス主催の野外ライブツアー「a−nation」のテーマソングを作曲したことが5日、分かった。 同社によると、タイトルは「THX A LOT(サンクス・ア・ロット)」。作詞は、シンガー・ソングライターで小室作品の歌詞を数多く手掛けている小室みつ子(52)が担当した。7月のレコーディングにはTRFや浜崎あゆみ(31)ら11組のアーティストが参加。7日からレコ直などで配信されるほか、28、29日のa−nation東京公演(調布市・味の素スタジアム)のステージで生披露される予定だ。 02年からスタートしたa−nationは、全国を回る、国内最大級の野外ライブツアーとして人気を呼んできた。毎回、エイベックス所属の豪華アーティストたちの競演でファンを魅了している。 9回目の開催に合わせたa−nation初のテーマ曲は、同社の松浦勝人社長(45)が「よりライブを楽しんでもらいたいとの考えから、出演アーティストが一体となって歌えるテーマ曲を制作したい」と企画。エイベックスとゆかりの深い小室に作曲の白羽の矢がたったという。 参加アーティストは、TRF、浜崎をはじめ、hitomi(34)、Every Little Thing 倖田來未(27)、大塚愛(27)ら豪華メンバーがズラリ。ミディアムテンポのポップな小室サウンドに乗せて、11組のアーティストがパートの持ち回りで歌い分け、最後に全員での合唱となる作品に仕上がった。 強いきずなで結ばれた仲間たちという思いから、小室自らがこのスペシャルユニットを「a−nation’s party」と命名した。 著作権の譲渡をめぐる詐欺事件での逮捕から約2年。着実に復帰の道を歩む小室は「ファンの皆さんやアーティストの皆さんへの感謝の気持ちを込めながら作曲しました。全員が一体となって口ずさめる曲になったら、これ以上幸せなことはありません」とコメントした。 各アーティストへの参加の呼び掛けにも協力したTRFのSAM(48)は「11組ものそうそうたるアーティストが参加してくれたことに対し、敬意を表したい。東京公演で一緒に歌うのが楽しみ」と話している。
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