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【大相撲】武蔵川氏、説得され辞意表明せず 相撲協会理事会前に2010年8月5日 23時45分
日本相撲協会の武蔵川理事長(元横綱三重ノ海)が5日、東京・両国国技館での臨時理事会で辞意を表明する予定だったが、理事会直前に説得されて急きょ態度を変えていたことが明らかになった。一部の理事らには理事会での辞意表明の意向を告げていたという。 関係者によると、後任の理事長人事が固まっていない上に、復帰した直後に辞任すると体裁も良くないとして、その場にいた役員が続投するように説得。武蔵川理事長はこれを受け入れ、当面は職務を続けることになった。 ただ武蔵川理事長は7月に胃がんの手術を受けた体調面の不安や賭博問題の不祥事の引責で辞意を固めており、8月中に辞任する見通し。辞意表明は理事会の日になるとみられ、今月は12日と23日に臨時理事会が予定されている。早ければ12日にも態度を明らかにする可能性がある。後任は2人の外部理事を含めた12人の理事による互選で決める。 (共同)
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