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最新号:2010年8月 6日号
2010年8月 6日号
川崎新田ボクシングジム(多摩区登戸、新田渉世会長)に所属するボクサーが地域パトロールに一役買うことになった。先月30日、多摩防犯協会(関口鐘雪会長)からパトロール用のビブスが同ジムに贈呈され、ボクサーが早速、まちに走り出した。
「地元に貢献したい」という同ジムからの申し出で実現した。関口会長は「地域の防犯活動にとって心強い。選手が街中を走ることで街の人にも関心を引くと思う。こうした取り組みが犯罪をしようとする人に伝わり、抑止につながる」と期待を寄せる。
新田会長は「街の人からも注目されている。選手自身にも防犯意識が高まっている。こうした活動を全国のジムにも呼びかけて広げたい」と話している。