朝鮮学校に関心を、ドキュメンタリー映画「ウリハッキョ」11日上映/川崎
6月10日17時30分配信 カナロコ
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ふれあい館で放映されるドキュメンタリー映画「ウリハッキョ」 |
映画の舞台は、札幌市の朝鮮初中高級学校で、韓国人監督が3年間、学校の寄宿舎に住み込み、子どもたちの日常を映し出した。ウリハッキョは「わたしたちの学校」という意味で、上映時間は2時間11分。2006年には、釜山国際映画祭のドキュメンタリー部門で最優秀賞を受賞し、韓国内外で大きな反響を呼んだ。
朝鮮学校への制度適用をめぐっては、鳩山由紀夫前首相が「(朝鮮学校の)どういうことを教えているのかが見えない」などと発言。除外する声も上がっていた。
放映を企画した崔江以子さんは「勉強する子どもたちにとって等しい環境が与えられるのは当たり前。明らかな差別」とした上で、「朝鮮学校がどんなところなのか知らない人は多いと思う。映画を通して関心を持ってほしい」と話す。
上映は午後6時から。入場無料。問い合わせは市ふれあい館電話044(276)4800。
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最終更新:6月10日17時30分
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