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3D映画見て体調不良訴え 国民生活センターに相談5件

2010年8月5日

 映像が立体的に見える3D(3次元)の映画を劇場で見た人から、頭痛や乗り物酔いのような体調不良を訴える相談が今年に入って5件あったと、国民生活センターが4日発表した。同センターは映画制作会社や劇場などでつくる映画産業団体連合会に対策を要望。映団連は来週にも関係者で会議を開き、「チケット購入前に、体調不良を起こす可能性などについて、注意喚起の表示をする方向で検討したい」としている。

 同センターによると相談では、頭痛や眼精疲労、乗り物酔いのような症状を訴えるケースが目立った。中学1年の娘と3D映画を見た神奈川県内の40代の女性からは、「自分は眼精疲労と頭痛に悩まされ、娘は一昼夜たっても乗り物酔いのような症状が続いた」と相談があったという。

 同センターは「人によっては体調不良を起こす可能性があることを知ったうえで、見るかどうかを判断してほしい」と利用者にも注意を促している。

 映団連によると、全国に約3400あるスクリーンのうち、3D対応は約400(5月末現在)。昨年末の約250から半年弱で1.6倍になっている。(沼田千賀子)

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