がん切除の手術を受けた桑田佳祐
食道がんの治療のため休養しているサザンオールスターズの桑田佳祐(54)が、がん切除の手術を受けていたことが4日、分かった。所属事務所が明らかにした。手術は無事終了。術後の経過も良好で、桑田は麻酔から覚めるとすぐに声を出せたという。7月31日のラジオ番組で自ら明かした通り、食道の患部を切除し、胃と食道をつなげるという手法が取られた。今後は2、3週間の入院が必要になる見通し。
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5日発売の週刊誌「女性セブン」によると、桑田が都内の病院で手術を受けたのは8月2日。ラジオでの衝撃告白からわずか2日後だった。定期健診で食道に腫瘍が見つかった7月12日から21日後の早期手術となった。
所属事務所によると手術は無事終了。術後の経過も良好で、麻酔から覚めてすぐに声が出せたという。
歌手として、桑田や関係者が最も気にしていたのが術後に声が出せるかどうか。この点はクリアできたようだ。
手術翌日には少し歩くこともできたといい、担当の医師も驚くほどの回復力を見せているという。
同誌によると手術が始まったのは8月2日の午前中。終わるころには日が暮れていたという。
桑田自身がラジオで明かしたように、食道を切除し、胃と食道をつなぐという手法だった。内視鏡ではなく、開胸しての外科手術だった。6時間以上を費やす大手術となったとみられるが、無事に終了し、その後はICUで様子を見ているという。
妻の原由子も手術に付き添った。がんが発見されたとき、原に弱音を吐いた桑田はラジオで「原さんには頭が上がりません」と語っていたが、今後はますます頭が上がらなくなりそうだ。
「必ず帰ってまいります」というメッセージをファンに残した桑田。その日を日本中が待っている。