元ボクシングトレーナーの竹本吾一(たけもと・ごいち)さんが2日に兵庫県尼崎市内の自宅で死去していたことが4日、分かった。62歳。宮崎県出身。グリーンツダジムで井岡弘樹(元WBC世界ストロー級・WBA世界ライトフライ級王者)、山口圭司(元WBA世界ライトフライ級王者)らを育て、96年にはエディ・タウンゼント賞を受賞した。
ジム入門時から指導を受けた山口(現島根井岡ジム会長)は「監督(竹本さんの愛称)には最後の試合でもセコンドについてもらったし、本当にお世話になった。4、5年前に病院にお見舞いにいったのが最後でした」と話した。
ボクシング関係者によるしのぶ会を5日午後6時から、尼崎市の居酒屋「竹林亭」(尼崎市七松町3ノ1ノ26)で行う。
(2010年8月4日)