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後任は…代表続投か放駒親方か

 日本相撲協会の武蔵川理事長(62)=元横綱三重ノ海=が一連の不祥事の責任を取り退任する見通しであることが4日、分かった。

 武蔵川理事長の後任は理事会での互選で決められる。文科省の意向に沿えば、村山代行の続投となるが、ある役員は「今度なる人は代行や代理ではないから」と、慎重な姿勢を示している。村山代行自身の弁護士業務との兼ね合いもあり、障害は少なくない。

 理事長が責任を取り退任することで文科省側の理解を得られれば、内部の親方衆が理事長に就任することも可能だろう。名古屋場所前には、協会内部の役員が放駒親方の理事長代行就任でまとまった経緯があり、各一門の理解を得やすい。

 複数の役員によると、この日の理事会では理事長の意向を尊重して後任の人事を話し合わなかったという。5日のうちに理事長が正式に退任すれば、即後任が必要なため村山代行を説得しての続投か、放駒親方の選出が有力とみられる。

(2010年8月4日)
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