国交省を訪問した小林可夢偉(中央)と前原誠司国交相(右)
F1ドライバーの小林可夢偉(23)=ザウバー・フェラーリ=が国土交通省で4日、10月の日本GP(三重・鈴鹿サーキット)の表彰式でプレゼンターを務める予定の前原誠司国交大臣を表敬訪問した。前原国交相から「最近の若者は車への関心が薄い。日本の小林から、世界の小林になるよう頑張ってほしい」と激励され、小林は「日本代表として、モータースポーツを盛り上げたい」と応じた。
早朝に帰国したばかりの小林は「びっくりするぐらい暑い」と話した。直前のハンガリーGPでも今季4度目の入賞となる9位に入るなど、好調を持続。「まだ決まってないけど、来季もザウバーでやると思う」と自信をのぞかせた。
国交省訪問前には、溝畑宏観光庁長官から、同庁が設立した訪日旅行をPRする「スポーツ観光マイスター」への就任を要請され、快諾した。
(2010年8月4日)