2009.11.06 Friday 18:46
Yonda?
・・・でおなじみの「新潮文庫の100冊」の限定Specialカバーのシリーズです。
「きみの友だち」重松清
「ボッコちゃん」星新一
「坊ちゃん」夏目漱石
「こころ」夏目漱石
「ぼくは勉強ができない」山田詠美
「十五少年漂流記」ヴェンヌ
「蜘蛛の糸・杜子春」芥川龍之介
「潮騒」三島由紀夫
「人間失格」太宰治
「あしながおじさん」ウェブスター
以上、青春の書10冊。
学校で芥川龍之介について習って、「蜘蛛の糸」が読んでみたいというのでネットで捜していたら、このシリーズをミッケ!
装丁の美しさに凪が釘づけ!(こういうところで食い付くの、やっぱり私に似たのかなあ,,,)まあ、来年から彼女も中学生、これから思春期に突入というこの時期にはピッタリかも、ということで注文させていただきました。
カバーはミラーコート紙のカラー+1色(文字)に徹していますが、帯で単行本で売られていた時の装丁のテイストが少しずつ帯にデザインとしてあしらわれていて、それがとてもシャレています。なかなか巧い。
凪は、内容的に今でもなんとかついていけそうな「きみの友だち」から読み始めています。
そのうち人間の屈折を描いた「こころ」や「人間失格」などに手をつける日も来るのでしょうか。
母親としては、娘のそんな日が待ち遠しいような、もう少し子どもでいてほしいような複雑な気持ちと共に、自分自身これらの本を読んだ(読んでない本もあるけど)十代の蒼い時代を甘酸っぱく思い出す・・・そんな限定Specialカバーのシリーズでした。