住宅街でトレーラー爆発＝家屋7棟被害、男性軽傷−コンテナ積み走行中・群馬

　5日午前1時35分ごろ、群馬県玉村町上福島で、トレーラーが走行中、積んでいたコンテナが爆発した。付近の雑貨店の店舗1棟が半壊したほか、民家やアパート6棟でガラスが割れ、就寝中だった男性（70）が顔に軽傷を負った。運転手の男性（59）は無事だった。
　県警伊勢崎署は、積み荷が何らかの原因で爆発したとみて、運転手や荷主らから事情を聴くなどし、経緯を調べている。
　同署によると、爆発したコンテナは長さ約12メートル、高さ約2．8メートル、幅約2．45メートル。トレーラーは最大積載量30トンで、コンテナに建設用重機やガソリンスタンドで使われる給油機、機械部品などを積み、前橋市から横浜港に向かっていた。
　けがをした男性は、自宅室内の天袋の引き戸が落ちてきて顔に当たった。雑貨店は当時無人だった。コンテナは後部の扉が吹き飛び、側面が大きくめくれ上がるなどした。
　コンテナを運んだのは前橋市の運送会社。同社によると、埼玉県の荷主の依頼を受け、輸出用の中古機械を積んでいた。給油機は12台あったという。　

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