桑田佳祐の手術成功！驚異の回復に医師ビックリ

２日に食道がんの手術を行い、無事成功していた桑田佳祐 Photo By 提供写真

　食道がんを患っていることを公表したサザンオールスターズ桑田佳祐（５４）の手術が成功した。所属事務所が４日、マスコミ各社にファクスを寄せ「無事に手術を終えることができました」と報告。術後の経過も良好という。手術は開胸、開腹し、患部を摘出して胃と食道をつなげた。８時間近い大手術となったようだ。

　日本中の音楽ファンが心配した桑田の手術が無事成功した。

　術後の経過も良好といい、所属事務所は「麻酔から覚めてすぐに声が出せたり、翌日には少し歩いたりと、担当の先生も驚かれるほどの回復を見せております」と説明。関係者によると、手術は２日に都内の病院で行われた。

　桑田が先月３１日放送のラジオ番組で明かしたように、患部は胃に近く、切除後は胃と食道を接合。手術は開腹し、５日発売の「女性セブン」（小学館）によると６〜８時間以上に及んだ。この間、妻で歌手の原由子（５３）は手術室近くを離れず、術後も献身的に付き添った。入院したのは先月３０日。手術日は担当医以外にほかの病院から名医も駆け付け、万全の態勢が敷かれた。術後は数日間、ＩＣＵ（集中治療室）で過ごしているという。

　入院は２〜３週間を予定。専門家は「当面は食事を少量しか摂取できないなど手術前の生活に戻るには数カ月を要するでしょう」と話している。桑田はラジオ番組で担当医に「１年後にはステージに立てるでしょう」と言われたと明かしており、ライブ復帰の時期は１年後をめどにリハビリやボイストレーニングなどを進めていくようだ。発売を延期した新アルバム（タイトル未定）については「なるべく早く皆様にお届けするようにいたします」としている。

　桑田が食道がんを公表したのは先月２８日。がん患者としては若く、転移の危険を回避するためにも手術を急いだようだ。今月２５日にはシングル「本当は怖い愛とロマンス」を予定通り発売する。

[ 2010年08月05日 ]