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ボクシング:長洲町出身の世界王者・石田順裕選手、荒尾のジムでトレーニング /熊本

 ◇防衛戦に向け

 今秋、WBA世界スーパーウエルター級の王座防衛戦に臨む長洲町出身の石田順裕(のぶひろ)選手(34)が、荒尾市でボクシングジムを開設して後進の指導をしている元東洋チャンピオンの金山俊治さん(35)の下で仕上げのトレーニングに励んでいる。【西東靖博】

 石田選手は大阪の高校、大学時代から国体などのライト級で活躍しプロに転向。09年に世界初挑戦で王座を獲得し、初防衛にも成功した。9月に海外で2度目の防衛戦に臨む。石田選手は「金山さんとは日本スーパーウエルター級王座決定戦などで2度負けているが、先輩選手として尊敬しているので指導を受けたい」と、2日に荒尾入りした。5日までの日程で友人のスーパーバンタム級の太田ユージ選手をペースメーカーに、15キロ走や四ツ山神社の石段ダッシュなどで下半身を中心に鍛えた。

 金山さんは荒尾市出身で、東海大二高でボクシングを始め、97年にプロに転向して「クレイジー・キム」のリングネームで活躍。スーパーウエルター級やライトヘビー級など3階級で東洋王者に輝いた。08年に引退し「荒尾をボクシングで元気にしたい」と昨年10月、同市四ツ山町にボクシングジム「No.1 CHAMPION SCHOOL」を開いた。現在会員は110人。

 金山さんは石田選手について「荒尾でみっちり鍛えたのでスタミナは大丈夫。防衛戦もぜひ成功してほしい」とエールを送っている。

毎日新聞 2010年8月5日 地方版

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