血液型人間学ってなになに?

能見正比古が提唱した血液型人間学

血液型と性格行動について統計的なデータをとり、広く一般の人々に発表した(故)能見正比古は、この研究を人間の行動気質解明の手がかりにするべきだとし、「血液型人間学」を提唱しました。

【血液型人間学研究の目的】
血液型の非常にユニークな特性を探ることは、私たち人間にはそれぞれ異なった体質や気質のグループがあることを理解し、人間の育成や人間同士のコミュニケーション、あるいは医療に至るまで、人間理解の糸口として広くその効用を活用するためのものです。そして、能見正比古の提唱する「血液型人間学」は、違いを明らかにする為だけのものではありません。私たちの研究が最終的に目指すものは、血液型による特性の違いを知ることで、その表面の言動の奥に隠されてしまいがちな人間同士の共感部分を掘り起こし、広く人類の連帯感を呼び覚ますような、人間への温かな愛情に根ざしたものでなければなりません。

惑わされないで! 誤った血液型に対する情報や知識によって、間違った使い方をしていませんか?

血液型人間学は占いではありません!

血液型は人との相性を良い悪いで決めつけたり、占ったりするものではありません。それぞれの血液型同士には合わせやすい面と、合わせずらい面の両方があります。血液型人間学では、お互いを理解する工夫の仕方を伝えていきます。

血液型人間学は人間を四種類に分類して決めつけているのではありません!

血液型遺伝子は、人間の心と体を形作る要素です。血液型は気質素材の一つだと考えています。素材が変わればその持ち味も変わってきます。例えば料理をした時に、肉料理と言っても数え切れないほどの種類の肉料理が作れますが、肉の持ち味はちゃんと生かされていますね。
血液型も同じように、血液型という素材をもとに、それぞれの環境によって独自に料理されているので、さまざまな個性を1人1人が持っています。でも、どこかに血液型の特性が生かされているものです。

血液型人間学の考え方は、血液型の特性にその人をあてはめて観るのではなく、その人のどこに、血液型の特性が表れているのかを観察するものです。
血液型も、同じ血液型でもいろいろな環境によってさまざまな個性を1人1人が持っていますが、どこかに血液型の特性が生かされているのです。当然1人1人、その生かされ方や場所は違ってきます。

血液型で人間を見るのを差別だという人が一部にいるけれど…?

もちろん、血液型で人の好き嫌いを言ったり、相手の人間性を決めつけて公平な判断を欠いた対応をするのは絶対によくないことです。
けれど一方で、それぞれ違った気質、素材を持っているというのに、「普通ならこうするもの」として、一部の集団や自分の常識に照らし合わせ、画一的に人間を眺めるとしたら、それこそ公平で客観的な見方ではなくなります。木という素材で、いろいろな物が作れますが、だからと言って鉄の素材と同じように火で炙ったら、燃えてしまうだけです。それぞれの血液型ごとに、共通する特性を見出すことが出来たなら、それを理解し、どのように対していくかを工夫する方がずっと良いことです。
血液型人間学を正しく活用すれば、差別どころか、むしろ公平で客観的な人間理解につながります。

科学的に証明されていないから偽科学だという人がいるけれど…!

最近の遺伝子学が進んだことで、現在は性格に関わる遺伝子の研究も始まっていて、いくつかの発表もされています。もちろん、それでもABO遺伝子にはまだ謎がたくさんあります。しかし、謎が多いからと言って科学的証明がされないとすることはできません。
この宇宙の深遠で壮大な成り立ちには、私たちのはかり知れないことがまだまだたくさんあるということを考えれば、たとえ今は全てが分からなくても、科学的な観察に目をそむけてはならないと考えます。

日本での、ABO血液型と気質との関連性のパイオニア的研究は、明治時代に古川竹二教授が行いました。しかし残念ながら研究半ばにして法医学界からの批判を受け、明確な証明や反証のデータが揃わないままにうやむやにされてしまいました。
その数十年後、作家の能見正比古の手により、今度は広く一般人の大量データを取ることに成功し、100項目以上の統計的有意差を認める結果を得ました。ここでは一部、科学的証明ができたと考えてもいいでしょう。
能見正比古のデータと、血液型人間学に対する考え方は、「血液型人間学」「血液型愛情学」「血液型活用学」「血液型スポーツ学」などの著書でその全容を発表しています。(現在は入手が困難ですが、一部の図書館や古本屋に置いてあります。)

人間の生命の神秘について、人類は千年も以前から研究しているにも関わらず、まだ解明されていないことの方が多くあります。この研究は始まって数十年。ABO遺伝子の神秘に迫る探求の旅は、今、歩き出したばかりなのです。

血液型と性格行動を言うのは日本だけ?

時々、「血液型なんて気にしているのは日本人だけ、欧米人はそんなことはやっていない。日本人は愚かな変わったことをやっていると思われている」という発言をする人がいます。
しかし、真実はそうではありません。
能見正比古の研究に対して強く賛同し、弟子入りを申し出た最初の人物は米国人でした。また現在まで、米国をはじめ、フランス、ドイツ、フィンランドなどのヨーロッパー各国、アジア各国のさまざまな国の人々から、多くの賛同と感激の声を頂戴しています。
この研究は、いくつかの条件が整った日本において、たまたま始まったものです。欧米社会には、まだ理解が広がっていないのだと考える方がいいでしょう。

たとえば、ABO式血液型は人類の誰もが持っているのですが、その分布はそれぞれの国で随分違っています。日本は運の良いことに、4つのタイプが、ある一定の数以上ちゃんと揃っているのですが、欧米などではO型とA型が多くてB型やAB型はとても少数です。これでは、調査をするのも人々が自分に照らして観察するのも非常に困難です。そうした背景も、欧米で興味が広がりにくい要因の1つとなっているのでしょう。実際、4つのタイプが日本と同じようにまんべんなく揃っているお隣の韓国では、血液型の研究をする人や、興味を持って活用する人がどんどん増えています。あるいは中国や東南アジア地域でも、関心を向ける人々は日本と同じように、実に多いのです。

このようなことから、欧米社会で研究されてきたことを最優先に尊重する風潮には、少々私たちも考え直さなければなりません。日本人、あるいはアジア人という風土と歴史の中で培われた感性だからこそ、気づき、発見できることが、本当はたくさんあるのです。
日本は「血液型人間学」という、新しい人間の情報を得て研究している、その意味では先進者なのだと考えて下さい。

能見正比古が提唱した血液型人間学

血液型はコミュニケーションツールです!!

血液型めがねをかけて人間を観察してみると、今まで見えなかったことが鮮やかに見えてきます。

☆ 私と彼(彼女)、もっとドキドキ楽しい関係を作るにはどうしたらいいの?
☆ 自分の能力をどんどん伸ばして社会でもっと活躍したい!
☆ 本当の友といえるような友人関係を育てていきたい!
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☆ 親はちっとも分かってくれない…。親ともっと上手に付き合えたらいいのに!
☆ 子どもの行動を理解して、子どもも生き生き、自分も楽しく子育てをしたい!
☆ 本当の愛情ってなあに? 夫婦の絆を深めて温かい家庭を作りたい!
血液型はコミュニケーションツールです。----NPO Human Scisence ABO Center
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