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総合周産期母子医療センター:国立・佐賀病院に指定 /佐賀

 ◇MFICUなど要件満たす

 県は4日、佐賀市日の出の国立病院機構佐賀病院(島正義院長)を、出産期の母子に高度医療で対応する総合周産期母子医療センターに指定した。期間は9月から3年間。同センターは旧厚生省が96年に定めた指針に基づき、各県が設置を進めてきたが、全国で佐賀県だけが設置できていなかった。今回、佐賀病院が設備や人員の面で要件を満たしたため指定した。

 センターには、妊婦用の集中治療室である母体胎児集中治療管理室(MFICU)と、新生児用集中治療室の新生児集中治療管理室(NICU)を備え、24時間体制で高度な医療を提供することが求められている。佐賀病院にはこれまでMFICUがなく、指定が見送られてきた。

 昨年末、MFICUが設けられ、スタッフの体制も整ったため、同日、県庁を訪れた島院長に平子哲夫・県健康福祉本部長から通知書が手渡された。

 島院長は「周囲の施設や近隣県とも協力しながらレベルの高い周産期医療を提供し続けていきたい」と話していた。【竹花周】

毎日新聞 2010年8月5日 地方版

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