夏5期限限定でツィ(以下略)
Aug-05-2010
昨晩はボランジェ4杯で止め(水も無しで、シャンパンだけ飲んでいると、本当に止まらなくなるので。ワタシはあの貧乏臭いリュクス主義のシャンペニスト達も嫌いなほうではありませんが、よしんばシャンパンが一杯50円の酒だとしても、その酔い心地が最上の物であると信じて疑いません。シャンパンだけ飲む日。というのは、月に1回と固く決めております)、本日はニューメロ・トーキョー伊藤先生との対談、映画美学校で授業、そして移動の間も含め、一日中「闘争のエチカ」の製作打ち合わせをして過ごしました。夏目監督の手によるDCPRGの全映像が完パケましたが、こっれはヤバい。これだけ5・1サラウンドの映画にして、シネコンで爆音上映しても良い。
とはいえ高見Pが(名刺の肩書きは「A&R」と、洒落た感じなんですが、読者の皆様は通称高見Pでお願いします)夏バテでだんだん気弱になって来ており、思いっきりムチを入れているのですが、権利関係に関する算出書を見たら今度はワタシが気絶してしまいそうになり(笑)、1本1万円説から、一挙に5万円説に転じ、熟考後に今度は5千円に。といったヒステリー患者並みの喧噪の中、毎日マニアの皆様からリクエストのメールが届きまして、こっれが面白いというか、さすがマニアというだけあってマニアックなのですが(「○○年のピットインの3でイズの○日目の○曲目を高音質で聴きたい」とか「○○年のぺぺの九段会館のMCの、メンバー紹介の、カヒミさんの所だけ入れてくれ」とか「ウランのインタビューを全部入れてくれ(画像は最悪要らないので)」とか「○○○のトイレのインタビュー中、○○頁の右下の小さい写真を大きく見たい」とか、こういうのはまだ序の口なのです)、これがもう、リクエストのほとんどが実現不可能でして(笑)、これでは申し訳ないばかりなのでもう打ち切ろうと思うのですが、読むだけでも面白いので(笑)、お暇な方は夏休みの遊びとして、ダメ元でばんばん送って下さい(「実現出来なかったリクエスト大会」として当欄にまとめてアップさせて頂きます。)。
因に念のため
1) 新録はしません(楽曲やメンバーまで指定して録音を促すメールを頂戴するので・汗・さすが一億総P時代。因に解説は総て新しく書き下ろしますけれども)。
2) スカパラ様、UA様、井上陽水様など、メジャーカンパニーの方々とのコラボレーション物は、法務上入れる事が出来ません(データで販売するのですが、マック対応のためプロテクト無しで行くので→「cure jazz」からは収録ありませんので、まだお持ちでない方は別途お買い上げ頂く様、御了承下さい)
3) 00年代全集なので、90年代の物は入りません(ティポグラフィカの信者の方は「○○○○を○○○して欲しいです!!と、今堀さんに伝えて下さい」といったような形でワタシを業務連絡に使おうとするのは止めて下さい・笑)
4) 音楽家としての全集です。文筆家としての同様の試みは「闘争のエチカ」の売れ行き如何と密接に関わっておりますので、取り急ぎ「リレーションズの三回目とフラウの最初の1年よろしく」といったリクエストはもうしばらくお待ち下さい。
と、この4点は基本事項としてご了承下さいませ。
さて一転しまして、新宿ピットインで行われる、ワタシがオーガナイズするダンス・パーティー
http://www.kikuchinaruyoshi.com/dernieres.php?n=100721023122
ですが、これが何とクレームの嵐で騒然となっておりまして(ウソ・ほんのちょっとだけ)、興奮されている方のほとんどが「恋人がいないと入れないというのは何事だあーー!!」という意味不明の叫びを上げていらっしゃるのですが、なんでしょうこれクーラー病の一症状ですかな?ワタシ「恋人がいないと入れない」等と、ビタ一門たりとも口にしておりませんぞ。ワタシが問題にしているのはですな
A)ペアで
B)ビーバップ/キューバップに併せてダンス出来るかどうか?
の、AB型2点のみでありまして、恋人がいるとかいないとか、そげなチンマリした話ではありません。恋人など入店する直前に作ればよろしい。確かにカップルとは書きましたが、そんなもんアナタ語義に忠実にしたりなんかしたら夫婦しか入れないじゃない!!どういうビーバップのパーティーよそれ!!ユニークじゃないかちょっと!!(笑)という訳で、男性同士でも女性同士でも全く構いませんし、そもそも知り合いかどうかも問いません。ただ、ペアダンス&男性はドレスコードがありますので、女性同士の場合でも、お一方はジャケット&タイ着用でお願い致します。
アーンド、入店の際はペアを優先しますが、入ってからワンナイトバディを見つけるよという方、ペアダンスのスキルは無いが、俺ビーバップで踊れるよというソロダンサーの方々もウエルカムエリアとさせて頂きます。40年代式ということで、シンフォニー・シッド役として我らが大谷君にオファーを出したのですが(今、日本人でこれがやれるのは彼しか居ないので)、スケジュールアウトの苦汁を舐めまして、今回シンフォニーシッド役はふつつかながらワタシがプレイヤー兼バンドリーダー兼で務めさせて頂きます(シンフォニー・シッドについては各自調査でお願いします。というか、楽しみたいなら全部が各自調査だ!!)。バンドのメンバーは直前まで秘密ですが、うっわマジでという豪華ジャズメンがジャムセッション形式で次々登場しますぞ。その他、パーティー全体についての情報は当欄のチェックでお願い致します。
というかワタクシ、今週末あたりからピットインの3デイズ終了の9月29日まで、期限限定でツィッターとやらにアダプトさせて頂くことになりましたので(キャー恥ずかしい!!でもしょうがないじゃんスタッフ20人がワタシを会議室に拉致り「オマエがツィッターで宣伝しろしろしろ〜しろしろしろ〜」と洗脳の踊りをはじめ、首を縦に振るまで止めないのだから)、何でしたっけ、登録して見て下さる、みたいな奴、サーチ?チェイス?チェイスじゃねえや。フォローか。フォローよろしくおねがいしまーす。せっかくやるのだから、ああ自分宣伝だけっすよ的な半端な事はしないですよ(まあぶっちゃけ、宣伝なんですけどね・笑)。1時間おきにテメエが何してるか報告すりゃあ良いんでしょう?楽勝ですよそんなの(違うのか?根本的に間違ってます?でもそのまま行くしかない・笑)。ごきげんよう。
<キャプション>
3年振りぐらいでマクドナルドで食事をしたが、3年前(国立音大でクラスを持っていた頃、玉川上水駅構内のマクドナルドにて)と同じく、数分で具合が悪くなり、一日中ハイに成っていた。一体何が入っているのだろうか。
これがその結果。キャプテンEOのTシャツを着て、ヘアカット100を流し、キッドクレオールの顔マネをしている。
これもその結果。夜はココイチに行ってしまった。オーダーが物凄く複雑で面白い。
菊地成孔の関連サイト
<菊地成孔マネージャーの速報>
http://ameblo.jp/naganuma/
このタイトルだけだと、マネージャー個人の、毎日の日記だと勘違いされてしまう方が多いのですが(笑)、菊地成孔の仕事の情報が網羅されています(いっぱいあるのでどんどんめくって下さい)。チケットや内容に関するお問い合わせ先にもなっています。
<ペペ・トルメント・アスカラールのmyspace>
http://www.myspace.com/kikuchinaruyoshi
インターネット物に関する参加/把握が<ホームページ>までで、ミクシィ以降さっぱり。のネット馬鹿なのですが、スタッフが運営するというので<マイスペース>なるものを始めました(なので、ワタシは触っていません)。今の所ペペ・トルメント・アスカラールのみの物ですが、評判が良ければダブセクステットもやろうと思います。
<「服何故01」>
http://ksuque.blog.drecom.jp/archive/278
菊地成孔のモード批評書「服は何故、音楽を必要としているのか?」の映像サイト(ファンの方が作って下さいました)です。これは本当に凄い。読みながら観ると、情報量が5冊分に増え、5倍お得。
<「ダブ・オービッツ特設サイト」>
http://www.ewe.co.jp/duborbits/
菊地成孔ダブセクステットのセカンド・アルバム「ダブ・オービッツ」の特設サイトです。視聴や楽曲解説以外にも特典コンテンツ満載。
菊地成孔の連載
<ニューメロ・トーキョー(WEB)>
http://numero.fusosha.co.jp/extra/ito_kikuchi/
久しぶりのウエブ連載で、しかも伊藤俊治先生との対談。という、脱力でも入力でもない、絶妙な湯加減のオトナのカルチャー対談になっております。連載のタイトルは「遊び飽きかけている遊び人達へ」。
<マトグロッソ(WEB)>
http://www.matogrosso.jp/
http://matogrosso.jp/soundtrack/soundtrack-03.html
「マットグロッソ」というウエブマガジンです。小説にサントラはあり得るか?といった、まあ、文芸批評と音楽批評をくっつけたお遊びですね。
<ROCKS>
http://www.shibuyabooks.net/special/rocks/
1)渋谷。の本屋さんがやっている、2)ロック文化主体。の雑誌、と、ダブルアウェイな媒体ですが、「都市の同一性障害」というタイトルで、ワタシの撮影した写真とエッセイで、大判の見開き2頁を使った連載をやっています(2000文字)。
<フラウ>
http://watashi-frau.com/
「菊地成孔の時事ネタ嫌い」という連載で、社会時評の真似事をしております。(3800文字)
<ファッションニュース>
http://www.fashionnews.jp/magazine/fashionnews/
「服は何故、音楽を必要としているのか?」という連載で、パリ、ミラノ、東京のファッションショーと、使用されている音楽との関係について批評しております(この連載をまとめた物が「服は何故、音楽を必要としているのか?」です)。(6000文字)
<リレーションズ・ドット>
http://www.re-lations.co.jp/
いまどき珍しい勝ち組マガジン(駅で貰えます)「リレーションズ・ドット」で、「恋と声の話」という連載をしています。タイトル通り「声」と「恋」に関するエッセイです。(1500文字)