サッカー:鄭大世、3試合連続ゴール

 サッカー北朝鮮代表の鄭大世(チョン・テセ)=26=がドイツのサッカー素早い順応を見せている。鄭大世はワールドカップ(W杯)南アフリカ大会後、ブンデスリーガ2部のVfLボーフムに移籍、開幕を控えて3試合連続で得点を挙げている。

 鄭大世は4日、オーストリア・フェルデンで行われたパルレモ(セリエA)との親善試合に先発し、試合開始1分に先制ゴールを決めた。鄭大世は味方からのパスを落ち着いて処理し、右足でゴールを決めた。試合では豊富な運動量で攻撃をリードし、後半31分に交代した。試合は2-2で引き分けた。

 鄭大世は先月29日にVfLボーフムに移籍。1戦目のデュースブルク(ドイツ)戦ではPKで得点を挙げた。1日のヘタフェ(スペイン)戦では0-1でリードされた後半31分に同点ゴールを決め、逆転勝利(4-2)の足がかりを作った。

 鄭大世は「できる限り得点を挙げ、チームの1部リーグ昇格に貢献したい」と意気込みを示した。鄭大世は16日、公式デビューとなるキッカーズ・オッフェンバッハ戦に臨む。

陳仲彦(チン・ ジュンオン)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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