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【芸能・社会】

菜々子 スンホンと息ピッタリ 男女逆転!アジア版「ゴースト」会見

2010年8月4日 紙面から

 松嶋菜々子(36)の2年ぶりの主演映画で、ハリウッドの名作のアジア版「ゴースト もういちど抱きしめたい」(大谷太郎監督)の製作会見が3日、東京・六本木のグランドハイアット東京で開かれ、松嶋は共演の韓流スターのソン・スンホン(33)と意気込みを語った。

 人気女優の久々の公の場登場に、会場は韓国メディアを含め約300人の報道陣が詰め掛けた。ボディーラインがクッキリの黒のワンピースで入場し、オーラを放つ松嶋に、一斉にフラッシュがたかれた。

 同作は、デミ・ムーア(47)、故パトリック・スウェイジ共演で1990年に公開され、400万人が感動の涙を流したヒット作「ゴースト ニューヨークの幻」の舞台を日本に移したラブ・ファンタジー。

 ゴーストとなって愛する韓国人陶芸家(ソン)を見守る美人社長(松嶋)の物語で、ハリウッド版とは男女の設定が入れ替わるほか、ウーピー・ゴールドバーグ(54)の演じた霊媒師に樹木希林(67)が挑む。

 準備稿段階から参加し、役柄やキャスティングに韓国人起用を提案した松嶋は、名作への挑戦に「オリジナルに負けないように私も力を注いだ作品」とまぶしい笑顔で語った。ドラマ「エデンの東」などで日本でも人気のソンは初の海外作品に、「出演決定は松嶋さんの存在。この共演を逃したら一生後悔すると思った」と明かした。

 撮影は1カ月半かけ、先月30日に終了。晴れ女の松嶋と雨男ソンの共演で、ロケは晴れのち曇りが多かったとか。ソンは「迷惑かけないように、食事せずにキスシーンに臨んだら、おなかがなってしまった」と撮影エピソードを披露。松嶋は「おなかは私もなった」と笑わせ、「彼とは言葉が通じなくても表情と雰囲気で伝わるのにビックリ。いい体験になった」と初共演の感想を話した。公開は11月13日。

 

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