時計寄贈の過去も…小室哲哉の遠縁村長自殺か

　音楽プロデューサーの小室哲哉（５１）の遠縁で、福島県中島村の小室康彦村長（７５）が４日、同村の自宅で意識不明の状態で見つかり、搬送先の病院で死亡が確認された。県警幹部によると、首をつったとみられ、県警は自殺とみて調べている。

　中島村によると、小室村長は２年前に脳梗塞（こうそく）で入院して以降、周囲に体調不良を漏らしていた。４日は午前８時ごろに登庁し、副村長に「体調がすぐれない。身も心も自信がなくなった」と辞職願を手渡して帰宅した。遺書は見つかっていない。

　小室村長は現在４期目。死去を受け、副村長が５日付で職務代理者に就く。葬儀日程は未定。関係者によると、小室村長の父と小室哲哉の祖父がいとこ同士。小室は絶頂期の９７年に中島村にカラクリ時計の「ヨカッペ時計」を寄贈している。

[ 2010年08月05日 ]