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「イカタコウイルス」で逮捕 器物損壊容疑を初適用

「イカタコウイルス」に感染すると表示されるキャラクター
「イカタコウイルス」に感染すると表示されるキャラクター
Photo By 共同

 コンピューターウイルスを流し感染者のパソコン内のデータを破損させたとして、警視庁ハイテク犯罪対策総合センターは4日までに、器物損壊の疑いで、大阪府泉佐野市中庄、会社員中辻正人容疑者(27)を逮捕した。

 同センターによると、ウイルスによるデータ改変を器物損壊容疑で摘発したのは全国初という。中辻容疑者は、08年にコンピューターウイルス作成者として著作権法違反容疑で初摘発され、有罪判決を受けていた。

 逮捕容疑は5月、音楽ファイルを装ったウイルスをファイル共有ソフトに公開。6月、このファイルを入手した北海道の男性(37)のパソコンに感染させてデータを改変し、ハードディスクを使用不能にした疑い。調べに「プログラミングの腕が向上しているか試したかった」などと供述しているという。

 ウイルスは「イカタコウイルス」と呼ばれ、2009年夏ごろから被害が目立ち始めた。ファイル共有ソフトを通じて入手した映画ファイルなどをクリックすると感染。タコなどの動画を再生させながら、保存された写真や文書などのデータをすべてタコやイカの画像に変え、データを破壊するという。

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