世紀末オカルト学院・第5話
オカルトネタ大好きなこずえ。そのこずえの持って来るネタをことごとく豊富なオカルト知識で切って捨てるマヤ。オカルトが好きなこずえは遭遇する事ができず、オカルトを忌み嫌うマヤがこれでもかと言う程出くわすとはなんとも皮肉な。
こずえ本人が身体を乗っ取られた事はあっても自身が未だ見た事が無いのでなおのこと怪奇現象を見たいと言うのだ。
あれ?
第1話で亡くなった前学長の神代純一郎の死体が動き回った時はその場にいたんじゃなかったっけ?と思って第1話を見返してみると、確かに前学長の身体が動き出した時は衝撃で眼鏡を吹っ飛ばされて「めがね、めがね」と探していて、やっと見つけた眼鏡をかけた瞬間に前学長の死体に襲われる寸前、マヤが前に立ちはだかってそれをぶっ飛ばしていた。でもこの時いちど棺の中に死体を戻したものの、もう一度飛び出してきてマヤがスペランカー三宅状態になった時はこずえはちゃんと眼鏡をかけていた筈。
さて、未来から人類の命運を一身に背負って来た文明だが、すっかり化けの皮も剥がれて全くもって頼りない。未来の人類、なんでこんなヤツ一人しか送り込まないんだ。同時には一人しか送り出せないシステムなのか。しかしそれにしてもあの回想が本当だとしたらもの凄い適当な人選で、いや、適当どころか帰って来られなくなってもどうでもいい人間を選んでいそうで、そんなのに人類の未来を託していいのか。
その文明、本来の仕事ははかどらないのに美風との関係はそれなりに順調。定食屋ではやって行けないので学生相手にパンを販売出来ないだろうかと文明に相談に来る美風。
許可を貰える様にかけあうよと安請け合いする文明だが、この場面をマヤが見かけたのでヘソを曲げてしまった。
許可を出すどころか、コンビ解消であります。怒った挙げ句にマヤは承認印で文明をデコピン。しかし文明もそれにめげずに書類にそれを写そうと。
待て、それじゃ裏返しだ。
て言うか、額の朱肉を申請書にこすりつけるなら何も紙を下に置かないで、額に持ってくればいいじゃん。
話はこずえに戻って、オカルト体験を切望するこずえは授業の臨死体験のモデルに立候補。この学校そんなヤバイ事をヤバイ装置でやるのか。
しかしお花畑の様な世界から戻ってきたこずえはなんだか様子が違う。「めがね、めがね」が彼岸に取り残されてしまった?
うーん、露骨な怪奇現象が無いと話としてはイマイチだなあ。
ところでこの場面。
プルトップがステイオンタブ式になってる。1999年ってもうそうなんだったっけ、と思ったらもっとずっと前に切り替わってるんだね。プルタブ式からステイオンタブ式になった時にタブが飲み物の中に浸かるのがどうしても気になって当時から今に至るまで飲む前にタブ拭いてるんだ、私は。