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【三重】

「叩出し」城下に響く 桑名石取祭

2010年8月1日

祭りばやしを響かせる子どもたち=桑名市内で

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 桑名市の夏を彩る石取祭(国指定重要無形民俗文化財)は31日午前零時、耳をつんざくようなかねと太鼓による「叩(たたき)出し」で始まり、同日夕からは36台の祭車が各組ごとに町内を回った。

 石取祭は同市本町の春日神社の神事。試楽(しんがく)の31日は、夕方から子どもたちを中心にした祭車が町を練った。夜になるとたたき手が青年たちに変わり、「ゴンゴン、チキチン」と力強い祭りばやしが城下町に響いた。

 本楽の1日は、午後1時ごろから旧東海道沿いに祭車が整列。春日神社まで移動し、午後6時半から、祭車が順番に同神社楼門前に練り込む「渡祭」がある。 (生田貴士)

 

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